女子卓球部
女子卓球部・全日本大学総合卓球選手権大会(個人の部)
2017年10月31日
10月28日 所沢市民体育館
ダブルス3組がベスト8に!!
秋季リーグ戦を2位で終え、悔しい思いをしてから約1カ月。インカレ(個人)が開幕した。女子ダブルスに中大からは4組が出場し、全組が2回戦からの登場となった。ベスト8に3組が残り、明日の準々決勝以上と、シングルスにも期待が懸かる。 ▲山本・明神組
だれが予想しただろうか。山本怜(文4)・明神佑実(文4)組が初戦敗退を喫した。
2ゲームを連取され、追い込まれた山本・明神組だったが、踏みとどまり、続く2つを取り返し、イーブンに戻す。ファイナルゲームは1-4とリードされ、すかさずタイムアウトを取るも、明け後も連続5失点で1-9に。自分たちのペースにできることなく、昨年度同大会3位の実力者ペアが初戦で姿を消した。
関東学生で優勝した伊藤佑里子(法3)・瀬山咲希(文2)組は安定感が抜群だった。「関東チャンピオンだから、ベスト8ぐらいまでは入ってくれないと」(大場監督)と監督も太鼓判を押す。2、3、4回戦と「だんだん良くなっていき」(大場監督)、明日の準々決勝進出を決めた。 ▲伊藤(右)・瀬山組
見事な快進撃を遂げたのは、結成からまだ約半年の中澤紬(文2)・弓立美沙輝(総1)組だ。初戦を危なげなく突破し、迎えた2回戦。相手の政本・朝田組(同志社大)は今年1月に行われた全日本卓球女子ダブルスで5位に入賞した難敵。だが「弓立が変化をつけてくれたところを私が決めて」(中澤)いく二人のスタイルがハマリ、3-0のストレート勝ち。大金星を挙げた。
「中澤が(弓立と)良くコミュニケーションを取っている。リードがいいんじゃないか」(大場監督)。明日どこまで上り詰められるか、注目だ。 ▲得点が決まり喜ぶ中澤(右)・弓立組
秋田佳菜子(文3)・森田彩音(法2)組は出だしに苦しんだ。2、3回戦共に3-1で勝利を収めたものの、「練習通り、ができなかった」(秋田)。ところが4回戦では「2、3回戦で苦しんだから心の準備ができていた」(森田)とストレート勝ち。肝の据わった部分も垣間見えた。
昨年度の同大会で秋田は美濃口千夏(文3)と、森田は瀬山とダブルスを組み、互いにベスト8入りした。まずは去年に並んだ。昨年度の順位よりも上を目指す。 ▲秋田(左)・森田組
明日はダブルスでは3組が準々決勝に進んだ。同士討ちは免れた。ベスト4を中大が独占することも目ではない。 またシングルス2回戦から中大勢全11名が登場。昨年度ベスト16には山本と瀬山の二人が輝いた。昨年を上回る成績を期待したい。
◆試合結果1日目
女子ダブルス
2回戦
○伊藤・瀬山組3-0永田・服部組(中京学大)●
●山本主将・明神組2-3高橋・望月組(近畿大)○
○秋田佳菜子(文3)・森田彩音(法2)組3-1高木・竹村(中京学大)●
○中澤・弓立組3-1中畑・船本組(愛工大)○
3回戦
○伊藤・瀬山組3-1長尾・小島組(国学大)●
○中澤・弓立組3-0政本・朝田組(同志社大)●
○秋田・森田組3-1塚本・鹿股組(国学大)●
4回戦
○伊藤・瀬山組3-1谷本・小中組(神戸松蔭女学大)●
○中澤・弓立組3-0上野・若山組(朝日大)●
○秋田・森田組3-0林・鳥屋組(早大)●
→ベスト8に3組がランクイン!!
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部