準硬式野球部

準硬式野球部・秋期リーグ 対東洋大3回戦

2016年10月28日

秋季リーグ完全優勝! 四冠へ向けあと一歩

10月25日 上柚木公園

 勝てばリーグ優勝が決まる東洋大との3戦目。雨天での延期などで長引き、精神的にも体力的にも辛かったこのリーグ戦を制し、中大は2季ぶり61回目の優勝を果たした。

 序盤は嫌な空気が漂う。2回に失策のため、東洋大に先制点を奪われると、その後はなかなか安打が出ない苦しい状況に。ようやく5回に打線が動き、1死一、二塁の場面で原田大輝(商4)が適時打を放ち同点に追いつくも、同回裏で先頭打者の三塁打を許し、振出しに戻る。

 好機が訪れたのは7回。緑川皐太郎(経4)と原田の連続安打で1死二塁のチャンスを作ると、この回から入った安藤浩平(文2)と、「4年間で一番成長したのではないか」と池田監督から絶賛された田中宏樹(商4)の適時二塁打で、合わせて4点を奪う。

▲適時二塁打を放つ田中。

「選手として使えないからマネージャーになれ」と監督から言われたこともあったが、現在は監督からの信頼も厚く、正捕手として活躍している。

 9回にも相手の死球や捕手の失策などでダメ押しの2点を追加。最後はエース木下愛(商3)が3人を10球で締め、9-2で試合を終えた。

 だが、今回の試合は「勝って当たり前(上野太一主将・商4)」。試合後、特に喜ぶ様子もなくいつもどおりに振舞う姿からは、全日本王者の貫禄が感じられた。  彼らが見据えるのは来月から行われる関東王座での優勝のみ。4年生にとっては最後となるこの試合も一戦一戦勝ち抜き、関東大会、全日本選手権、秋リーグと合わせた四冠を達成し有終の美を飾りたい。

◆試合結果     

                            123 456 789 計  

             中大        000 010 422   9

           東洋大      010 010 000   2

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部