準硬式野球部

準硬式野球部・全日本大学準硬式野球選手権大会 決勝対九産大

2016年09月05日

8月24 仙台市民球場

2年ぶり12回目 悲願の全国制覇達成

昨年準優勝の悔しさから1年。2年ぶりの全国制覇へ九産大との決勝に臨んだ。日本一の練習で磨き上げた中大の野球を終始続け、8ー2で九産大を下し、悲願の全国制覇を果たした。また、全日本12回の優勝回数も日本一の回数となった。

先発はエースの木下愛(商3)。「今年こそは優勝する気持ちで臨んだ」と、昨年もエースとして臨んだ全日本で悔し涙を流した中大のエースは、7回を2失点14奪三振の力投。

打線は、1回表、二死一、二塁で「思いっきりいった」と5番上野太一主将の右前適時打で1点を先制。2回裏に1点を返される。しかし、5回表、一死一、二塁で6番端岡陸(法1)の右適時二塁打を皮切りに一挙4点を追加。7回表にも4番長島僚平(商2)の左犠飛などさらに3点を追加する。

最後は、今大会好リリーフでチームを何度も救った渡邉剛(商3)が8、9回を締め、8ー2で試合終了。

「去年の屈辱を果たすことができた。ずっと優勝しなければとプレッシャーを感じていた。だから本当に優勝できてよかった。」(上野太一主将) 「昨年負けてから力をつけて、日本一の練習をやってきた。自信をつけることができた。相手は関係なく自分達の野球をすれば、不思議と負ける気がしなかった。」(小林良太郎・文4)

去年の敗戦から、「精神面をより鍛えれるようにひたすら練習を重ねた」(池田監督)と、技術だけでなくピンチにも動じない精神力をつけた。

例年関東勢がベスト4を占めていたが、今大会は中大以外の関東勢が初戦で敗れるという波乱が起きた。地域差が無くなってきたということが象徴される大会となった。来年、二連覇への道はより厳しくなるかもしれない。

◆試合結果

    123 456 789 計

中 大 100 040 300 8

九産大010 000 100 2

記事:「中大スポーツ」新聞部