準硬式野球部

準硬式野球部・東都大学準硬式野球連盟春季リーグ戦対国士大1回戦

2016年04月22日

4月16日 上柚木公園野球場

好機に一打出ず延長サヨナラ負け

 国士大との一回戦。中大は12残塁と好機を生かせず、延長12回にサヨナラ負けを喫した。

 関東大会では序盤に先制し、そのまま逃げ切るパターンが多かった中大。しかしこの日は「序盤に点を取れず『あれっ』となってしまった」(上野太一主将・商4)と2回の1死三塁、3回の2死一、二塁の好機で無得点に終わる。

 先発は木下愛(商3)。「少し登板間隔が空いていた」(木下)ながらも、7回途中まで無失点と試合を作る。救援した渡邊剛(商3)も11回まで1安打に抑え、四球や失策で招いたピンチも相手の走塁ミスに乗じて切り抜ける。

 一方の打線は、相手投手陣の制球難で幾度となく好機を迎えるが、安打がどうしても出ず、試合は延長に突入する。

 10回、11回と両軍内野手の攻守により、なおも互いに無得点で迎えた12回裏。国士大は1死満塁の場面でスクイズを決行。「(スクイズは)頭に無く、打者に真っ向勝負をしてしまった」(渡邊)と直球をうまく転がされ、三塁走者が生還し試合終了。国士大との初戦は0-1の黒星発進となった。

 「打者陣も投手陣も流れをものに出来ず、もやもやした試合。精神面の弱さが出た」と池田監督は厳しい表情。試合後は選手ミーティングも長時間行われ、試合の反省点や今後への課題を洗い出していた。

 「関東大会は優勝しているので、いい意味で余裕を持っていきたい」と上野主将。兜の緒を締め直し、気持ちを新たに春季リーグ優勝を目指す。

◆試合結果

    123 456 789 101112 計

中大  000 000 000 000 0

国士大 000 000 000 001x 1

記事:「中大スポーツ」新聞部