準硬式野球部

準硬式野球部 東都大学準硬式野球春季リーグ戦対東海大1回戦

2014年05月08日

保坂好投も決定打生まれず惜敗
5月6日 上柚木公園野球場

7回表2死一、三塁の場面で右飛に打ち取られる大湾圭人(商4)

 GW3連戦の最終日、リーグ戦5カード目となる東海大との初戦は黒星で幕を開けた。中大は4月19日国学大戦ぶりの先発を託された保坂祐樹(商3)が好投を見せるも、流れを中大に切り替えることができず、チームに課題を残す1戦となった。

 先発保坂は7回と2/3を投げきり、毎回ランナーを出しはするものも2失点に抑え、粘り強さを見せた。保坂は「投げることから流れを作れなかった、スーパー悔しい」と自身の投球を振り返るが、池田監督は「ビックリするほど良い投球」と評価した。続く小河原謙哉(文4)も、8回裏2死二塁のピンチを振り逃げ三振に仕留め、エースの意地を見せつけた。

 先制したのは中大。5回の表、先頭の松嶋真樹(経4)の二塁打を筆頭に1死三塁のチャンスを作り出すと、打席は8番福澤開(商4)にまわり、福澤がレフトへと抜ける力強い適時打を放ち1点を先制する。このまま勢いに乗りたい中大だが、流れは東海大へと変わる。5回の裏、野手の細かなミスが2失点をもたらした。池田監督は「これが野球の怖いところ。細かなミスの怖さを知ることで、チームが良い方向に向かえばいい」とチームの課題を語った。その後、チャンスが訪れるものも肝心な1本が出ず、初戦は敗北で終わった。

 GW3連戦が終わった。主将萩原大貴(法4)は「昨日一昨日で、安打が10以上出たのは良い点。今日の反省を生かして、東海大との2戦目では巻き返し、第3戦に持ち込みたい」と意気込みを見せた。福澤は「どれも落とせない試合で一戦一戦全力で出来たのは良かった」と振り返る。この3連戦の経験は、彼らを次の勝利へと導くこととなるだろう。


写真・記事:「中大スポーツ」新聞部