柔道部
柔道部 全日本学生柔道体重別選手権大会
2014年10月01日
インカレの壁厚く 最高位は松岡のベスト16

2回戦での松岡真(法2)
9月27、28日の二日にわたって日本武道館にて行われた体重別個人インカレ。中大からは都大会を勝ち上がった60㎏級の秋元大地(商4)、内田勝生(文3)、66㎏級の杉下健(法3)、100㎏超級の松岡真(法2)の4名が出場した。講道館杯の出場権を得られるベスト8を目指したが、最高位の松岡がベスト16と壁は厚かった。10月末に兵庫県で行われる体重別団体インカレで雪辱を果たす。
60㎏級、66㎏級、73㎏級、81㎏級の4階級が行われる大会初日は60㎏級で秋元と内田、66㎏級で杉下が出場した。
杉下は「力が発揮できなかった」と開始1分で抑え込まれ一本負け。初戦敗退を喫した。同じく内田も「初戦ということもあり固さがあった」と攻めきれず、試合中盤に背負い投げで一本を取られ初戦敗退となった。
一方の秋元は初戦、序盤に有効を取り試合を優位に進める。途中指導2を奪われ苦しい局面に立たされるが、試合時間残り30秒で小内刈の技ありを取り2回戦へ駒を進めた。2回戦では果敢に攻めるものの指導2が響き敗戦。「一戦一戦の重さを痛感した」と悔しさをにじませた。
重量級の階級が行われる大会二日目は100㎏超級で松岡が出場した。
松岡は初戦、相手に攻める隙を与えず指導4で勝利を収めると、続く2回戦も指導4を勝ち取りベスト16に進出する。勝てば、ベスト8で講道館杯の出場を得られる3回戦、各上相手に「自分のスタイルに持ち込めず」指導3を取られ敗退。3試合で10の指導を奪ったが、勝ち切ることができなかった。
今年度の公式戦は10月後半に控える兵庫県での体重別団体インカレのみとなった。最後の大会で雪辱を果たし有終の美を飾りたい。
◆試合結果
60㎏級
●=1回戦敗退 内田
●=2回戦敗退 秋元
66㎏級
●=1回戦敗退 杉下
100㎏超級
●=3回戦敗退 松岡
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部