自転車競技部

自転車競技部・東日本学生選手権トラック自転車競技大会

2017年05月15日

5月6、7日 山梨・境川自転車競技場

団抜き、大会新記録で2年連続頂点に!

 

 4㌔チームパーシュート(以下団抜き)で2年連続の優勝を果たした。6日に行われた予選から大会新記録を叩き出し、絶好調で挑んだ7日の本戦。前日の記録を更新し、4分17秒541で堂々の1位を獲得。実力の差を見せつけた。「自分が1年の時に出したタイムを塗り替えられて良かった。全日本、インカレに向けて良い走りができた」(原井博斗主将・法4)。この種目は4名が縦に並んで走行し、3人目のゴールしたタイムを競う。「4人とも調子が良いことはあんまりない。だから自分が引っ張っていけるようにしたい」(原井主将)。3年前は最年少で挑んだ種目に今回最年長として頂点に輝いた。

 

 ▲団抜きを走る選手たち

 

 自転車競技、中・長距離の花形、ポイントレースには前日の予選を突破した原井主将、今村駿介(法2)、髙橋優斗(法3)、尾形尚彦(文1)、水野槙人(文1)の5人が出場。昨年のインカレ王者、荒井(法大)が序盤から前方でレースを展開し、着々と点数を積み重ねる。焦る今村はスプリント勝負に。第4周回から第12周回まで点数を確実に取り、追い付け追い越せのデッドヒートが繰り広げられるが、惜しくも一点差の2位に。「優勝できると思ったけど…」(今村)と悔しさをにじませた。一方の原井主将は倍点となる最終周回で主将としての意地を見せつけ、10ptを獲得。3位で、今村とともに表彰台に立った。1年生の活躍も目立った。尾形は、予選から8ptを獲得するなど積極的なレースを展開。決勝では順位には結び付かなかったものの最終周回で4ptを取る粘りを見せ、「今後もしっかり走っていける、期待できる選手」(原井主将)と印象付けた。

 

 ▲ポイントレースを走る髙橋と尾形

 

 スプリントに出場した山根将太(商2)は予選から順調に駒を進めるも決勝で坂井(日大)の圧倒的な速さに追い付くことができず、2位に終わった。

 

 ケイリンでは村田瑞季(経3)が予選、1/2決勝と1位で通過。着々とタイムを上げ、二年連続の表彰台も目前であったが、決勝で力を出しきれず5位と惜敗した。1/2決勝には敗者復活戦を勝ち抜いた期待のルーキー東矢圭吾(法1)も登場。決勝進出にはならなかったが、1年生ながら力強い走りで7位入賞を果たした。

 

 厳しい暑さの中行われた今大会。選手たちの疲れもたまる中、8種目中5種目で表彰台にのぼる活躍をみせた中大。しかし、「個人種目では1つもタイトルをとれていない。短距離陣は気合を入れ直さないと」と添田監督。今大会の反省を生かし、1週間後の全日本に照準を合わせる。

 

◆大会結果

スプリント予選 ②山根 ⑨梶原大地(商2)

     決勝 ②山根 ケイリン予選 2組①村田 4組②東矢 6組⑤濱田直之(経4)

  敗者復活戦 3組①東矢 4組③濱田

   最終順位 ⑤村田 ⑦東矢

ポイントレース予選 1組③今村 8pt ⑧原井 4pt ⑪水野槙人(文1) 2pt ⑬奥村十夢(商1)1pt

          2組③尾形 8pt ⑧髙橋 5pt ⑲金田優作(商2)

      決勝 ②今村 29pt ③原井 14pt ⑨髙橋 5pt ⑩尾形 4pt ⑲水野

 

スクラッチ予選 2組③直井駿太(経3)

     決勝 ⑥直井 

 

4㌔インディヴィデュアルパーシュート ③橋本陸(商2)4分52秒071

 

チームスプリント ③中大(梶原、東矢、橋本壮史・文4)

 

チームパーシュート決勝 ①中大(原井、髙橋、今村、橋本陸)4分17秒

 

541 1㌔タイムトライアル ④橋本 1分5秒833

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部