自転車競技部

自転車競技部・全日本学生選手権チーム・ロード・タイムトライアル大会

2016年06月07日

5月28日 加須市・羽生市 利根川河川敷

メカトラに泣き、監督就任後最低の10位

 メンバーもそろい、4年ぶりの優勝を狙った中大。1周約30kmの周回コースを2周、計62.4kmを各大学のタイムで競うレースに挑んだ。しかし1周目、エース原井博斗(法3)の乗る自転車にメカトラが発生。原井の離脱を余儀なくされた中大は、残された1、2年生で奮闘するも、結果は10位。「これでは、『中大なにやってんの?』と言われてしまう」と添田監督も肩を落とした。

▲スタート直後の中大

 スタートし、1回目の折り返しではトップ鹿屋体大と11秒差の2位につける。しかしその直後、原井がメカトラでレースを離脱。残った直井駿太(経2)、髙橋優斗(法2)、今村駿介(法1)でレースを進める。2周目に入ると、折り返し地点では順位を7位まで落とした。それでも「調子の良かった自分が、みんなに声を掛けて走った」(直井)と、エースの穴を必死に埋める。  3人目がゴールしたタイムで順位が決まるため、もう誰も離されてはならない。厳しいレースをなんとかゴールしたが、最終順位は10位に終わった。

▲ゴールする中大

 初出場の今村は「これが実力」と悔しそうに語った。「練習量も足りなかったが、全員で勝ちたいという闘争心が一番足りなかった」(今村)。5月はじめの東日本トラックでは入賞者を多く出したため、期待を背負ってのレースに大敗した。「そんなに甘くないと気を引き締めて」(添田監督)、8月のインカレに向けて再スタートを切る。

◆大会結果

①鹿屋体大 1時間18分25秒77

②京産大  1時間19分43秒43

③朝日大  1時間20分09秒04

⑩中大   1時間21分50秒59

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部