自転車競技部

自転車競技部 全日本大学対抗選手権自転車競技大会2日目

2015年08月31日

8月28日 長野・松本市美鈴湖自転車競技場

原井が準V! 全員がトラック種目最終日に駒を進める

 個人戦トラックポイントレース2位の原井博斗(法2)が、インカレの舞台でも準Vを達成した。「疲れた」とつぶやきながらも安堵の表情を浮かべた原井。優勝は逃したものの、会場全体をその走りで引き付けた。

▲ポイント周回を前にスピードに乗る原井

 この日の男子最終種目であるポイントレース。原井は4㌔チームパーシュートに出場した疲れもあって臨んだレースだった。小林(日体大)、橋本(鹿屋体大)が頭一つ飛び出ていた中盤、橋本が落車する。その後、橋本はレースに復帰するも苦しい走りとなった。「レースなのでアクシデントはつきもの。気持ちを切り替えて自分のチャンスにした」(原井)と積極的な走りでポイントを奪い、拮抗していた3位以下の選手たちに差を付けた。後半に力を残していた原井は、最終周回で集団とぐんぐん差を広げる。「足があったので、いけると思った」。集団と大きな差を保ったままゴール。会場はそのパフォーマンスに息をのんだ。

 1㌔タイムトライアルでは春から夏にかけて力を付けた橋本壮史(文2)が自己ベストで7位、佐伯亮輔(法3)も次いで8位に入賞した。 不安視されていたチームスプリントでの決勝進出、4㌔チームパーシュートでも3~4位決定戦に進出。タンデムスプリントでは法大の失格により1/2決勝に、ケイリンでは高橋優斗(法1)がプラン通りの走りで決勝進出を決めた。それぞれトラック種目の最終日に望みをつなぐ。

◆試合結果

ケイリン予選

2組②髙橋

チームスプリント予選

②中大(橋本、佐伯、高士拓也・法4)1分2秒308

4㌔チームパーシュート予選

③中大(高士、原井、直井駿太・経1、髙橋)

1㌔タイムトライアル

⑦橋本 1分5秒260

⑧佐伯 1分5秒623

タンデムスプリント1/4決勝

○中大(濱田直之・経2、村田瑞季・経1)-法大(白垣、高橋)●

スプリント1/4決勝

●佐伯-野上(鹿屋体大)○

ポイントレース

②原井 30pt

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部