自転車競技部

自転車競技部 全日本学生選手権トラック自転車競技大会

2015年07月15日

7月4、5日 静岡・伊豆ベロドローム

1人表彰、5人入賞を果たす

▲ポイントレースで2位となった原井(左端)

 出場した5種目のうち4種目で入賞したが、昨年と比べると物足りない結果となった。

▲高士

 4㎞インディヴィデュアル・パーシュートでは、高士拓也(法4)が粘り強い走りを見せ、自己ベストに近いタイムを出し6位で入賞。

▲橋本

 1kmタイムトライアルは、橋本壮史(文2)と佐伯亮輔(法3)が4位と5位で並ぶ結果となった。自己ベストを3秒縮めて、あと0秒2差で表彰台だった橋本は「素直にうれしい。あと一歩で表彰台だったので悔しかったが、手応えはかなりあった。見つかった改善点をインカレまでに直したい」と喜んだ。一方の佐伯は「前半から500mまでは良かったが、残り500mの持久力が足りなかった。そこが5位になった原因」と悔しさをにじませた。

 スクラッチは予選1組に出場した金内一行(経4)が最終周で落車、2組の早川侑哉(商2)も12位でともに決勝出場はならなかった。

▲濱田(前)、村田

 タンデム・スプリントでは、濱田直之(経2)と村田瑞季(経1)が予選を8位で通過。しかし5~8位決定予選に敗れて臨んだ7~8位決定戦でも、森・中井(早大)のダイナミックな走りに力及ばず、8位でレースを終えた。

▲原井

 ポイントレース決勝では、原井博斗(法2)が3位以下と大差をつけ2位。 優勝した小林(日体大)とラップによるポイントを2度獲得した。「自分が考えていた展開ができた。監督も2ラップが優勝の目安だと言っていて、それを最低限の目標にしていたので達成できた」とレースを振り返った。髙橋優斗(法1)も初出場ながら5位入賞と大健闘。「完走できたことは自信になった。残り100周を切ってから勝負したいと思っていたが、逃げに一人で追いついてラップできただけで力は発揮できていない」と結果に満足せず貪欲な姿勢を見せた。

 インカレに向け監督は「課題は明確に見えている。どこからも『今年は中大はない』と言われているので、それを覆して1つでも多くタイトルを取らせたい」と意気込んだ。

◆大会結果

4㎞インディヴィデュアル・パーシュート

⑥高士 4分38秒891 ⑱直井駿太(経1)4分52秒018 28位 安原大生(商3)5分11秒877

ポイントレース②原井 52pt ⑤髙橋 24pt

スクラッチ予選1組DNF金内 2組⑫早川 3組DNS神開一輝主将(経4)

タンデム・スプリント⑧濱田・村田

1kmタイムトライアル④橋本 1分05秒940 ⑤佐伯 1分06秒135 ⑩栗本尚宗(経4)1分07秒402 28位 村田 1分10秒068

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部