自転車競技部

自転車競技部 全日本学生RCS最終戦・明治神宮外苑大学クリテリウム

2015年03月12日

3月8日 明治神宮外苑周回コース

クラス1大学対抗3位!

 2014年度の締めくくりとなるレース。中大からは、クラス1、2に3名ずつの計6名が出場した。クラス1では黒瀬耕平(法4)が4位と惜しくも表彰台を逃すも、大学対抗の3位入賞に大きく貢献した。

 クラス2はA、Bに分かれてレースを行う。いずれも1周1.5kmの周回コースを8周し、12kmで争う。  クラス2Aには、金内一行(経3)、橋本壮史(文1)が出場した。「年末に手術をしたので、復帰戦として臨んだ」と言う金内。序盤から前方を狙える位置に付ける。1周目から朝日大の鈴木が抜け出しレースを動かすが、集団に吸収される。6周を過ぎたところで、再び鈴木と花立(日大)、白垣(法大)の3人が飛び出す。最終周回では集団が3人を追い掛け、ゴール前の直線で、金内を含め10人ほどでスプリント勝負となった。しかし、逃げていた3人が一歩先にゴールし、金内は6位。「貪欲に位置取りをしていたが、最終周回で下がってしまった」(金内)。2月から練習を再開し、優勝できるだけの練習が積めていただけに、悔しい入賞となった。

 クラス2Bには宮本隼輔(経2)が出場。鹿屋体大の連携したレース運びがペースをつくった。山本(鹿屋体大)が同大の原田をアシストし、そのまま原田がトップでゴールラインに飛び込んだ。宮本は、ゴール前のスプリント勝負に加わることができず、24位にととどまった。

 今大会最後に行われたクラス1のレースは、大学対抗制。各大学が代表3名を選出して、上位2名の順位を点数化し、合計点数が小さい大学から順位が決まる。このレースは、クラス2と同様のコースを20周、計30kmで争う。中大からは黒瀬、高士拓也(法3)、原井博斗(法1)が出場した。 黒瀬の逃げを高士、原井がアシストするというプラン通り、12周目に入ったところで黒瀬が法大の新井と共に集団を抜け出す。
 5、10、15周はポイント周回が設置されている。14周の時点で先頭を走っていた黒瀬と新井だったが、15周に入るゴールラインを先に割ったのは黒瀬。ポイント周回を制し、中間スプリント賞を獲得した。
 集団と約10秒の差をつけ、15周に入ると、早大の金子が追走し、先頭は黒瀬、新井、金子の3名で引っ張る。17周に入ると橋本(鹿屋体大)がさらに先頭に加わり、先頭は4名となった。小林(日体大)も追走し、18周目に先頭に追い付く。ここで早大の金子が先頭から遅れ、先頭は再び4名で争われた。

 そのままゴール前の直線へ。スプリント勝負で黒瀬は惜しくも4位、個人での表彰台は逃した。続いて原井が7位に入り、中大の点数は黒瀬と原井の順位の合計、11ptで総合3位となった。高士は、ゴール直前の最後のコーナーを曲がり、直線に入ったところで転倒し落車。歩いてのゴールになった。

 表彰台に上るも、「総合優勝を目指していたので悔しい」(高士)「自分の仕事はできたが、集団の先頭でゴールできなかったのが悔しい」(原井)と、反省の言葉が続いた。しかし、「最低限の表彰台」(黒瀬)に上ったことで、来シーズンの弾みにもなるレースとなった。

◆大会結果
【クラス2A】
⑥金内 18分8秒
21位 橋本 18分12秒

【クラス2B】
24位 宮本 17分39秒

【クラス1】
(個人)
④黒瀬 43分31秒
⑦原井 43分36秒
41位 高士 44分23秒

(大学対抗)
①鹿屋体大 6pt(1位+5位)
②法大    8pt(2位+6位)
③中大   11pt(4位+7位)
※選手3名のうち上位2名の順位合計を点数化し、獲得点数の少ない順に大学順位を決定。同点の場合は上位者のいる方の勝利となる。

(中間スプリント賞)
第1回 仲沢(朝日大)
第2回 高木(立教大)
第3回 黒瀬