自転車競技部

自転車競技部 第70回全日本大学対抗選手権自転車競技大会個人ロードレース

2014年09月01日

8月31日 静岡・日本サイクルスポーツセンター 5kmサーキット
山本、広瀬がW入賞!
インカレ総合2位

7位でゴールした山本

 インカレ、最終日の個人ロードレース。アップダウンの激しい1周5kmの走路を28周、計140kmの周回コースで行われた。ロードでは20位までが入賞となり、総合成績に得点が加算される。トラック総合4位からの巻き返しを図る中大からは、山本隼(商4)、黒瀬耕平(法4)、金内一行(経3)、神開一輝(経3)、高士拓也(法3)、広瀬樹(文2)、安原大生(商2)、原井博斗(法1)の8名が出場した。
 3周目、スピードが増す下りで、大きな落車が発生。それに乗り上げ、神開が巻き込まれた。今大会はトラック種目に出場せず、ロードレースにかけていた神開だったが、無念のリタイアとなった。
 8周目で中大のエース、山本を含む12名の先頭集団が形成される。ほかの7名の中大勢はメイン集団でレースを進める。しかし、「ロードとトラックの両立は難しい」(高士)と、前日の4kmチームパーシュートに出場していた高士、黒瀬がタイムアウトとなる。

9位でゴールした広瀬

 18周目、先頭集団を追うメイン集団から広瀬を含む追走集団が形成される。「足のある選手が最初に逃げてくれて、体力を削った段階で自分が追い付けた」(広瀬)と、レース中盤、追走集団が先頭集団に合流。その後、徳田鍛造(鹿屋体大)が仕掛けて飛び出す。それを広瀬が鈴木(明大)、小林(日体大)らとともに追い掛ける。メイン集団は人数がしぼられていき、金内、原井、安原がタイムアウトでDNFとなった。
 終盤、先頭は徳田鍛造(鹿屋体大)、徳田優(鹿屋体大)、馬渡(鹿屋体大)。中大からは山本、広瀬が追走するも、そのままゴールとなった。最終順位は山本が7位、広瀬が9位。168名が出走し、完走者は37名という過酷なロードレースだったが、中大からは2名が一桁順位でのゴールとなり、入賞を果たした。
 レース後、山本は「かなりきつかったが、最後のインカレで諦めるわけにはいかない。諦めずに踏み切った」と振り返った。広瀬は「負けたのは悔しいが、自分の展開にはまって全力を出せた。来年のインカレに向けて頑張って、次こそは勝ちたい」と次回への意気込みを語った。
 トラック、ロードの総合成績は2位。昨年の3位から一つ順位をあげた。


◆大会結果◆
個人ロードレース(140km)
⑦山本 4時間11分05秒
⑨広瀬 4時間11分18秒
DNF 安原、原井、金内、黒瀬、高士、神開
ロード部門総合 ③中大 10点
総合成績 ②中大 49点
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部