サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦後期第4節 対国士大

2015年09月30日

9月27日 早稲田大学東伏見グラウンド

後期開幕4連敗で最下位転落

▲4連敗に肩を落とす選手たち

 後期第4節は国士大との1戦。序盤は中大優位に試合を進めるも15分にセットプレーからの失点で先制を許すと、相手の勢いに押され、後半も2失点を喫してしまう。何度かチャンスの場面もあったが決めきれず、無得点のまま0-3で試合を終えた。またしても勝ち点3を獲得できず、後期4連敗。単独最下位に転落し、厳しい戦いが続いている。

 序盤は中大ペースで試合が進む。13小川雄生(経3)や3小出啓太主将(商4)のロングパスを起点に32青山景昌(商1)、8山田和輝(法4)が抜け出し、得点のチャンスを作るもゴール枠をとらえることができない。徐々に国士大の勢いが増していくと、15分、CKから相手CBのヘディングシュートで先制を許してしまう。その後も幾度も攻め込まれるも、30佐川雅寛(経1)のファインセーブなどで追加点は許さなかった。

 後半に入っても国士大のフィジカルの強さに押され、ピンチを迎える。82分にはスルーパスでつながれ、30佐川と1対1になったところを決められ、0-2。さらに92分にも中央の空いたスペースから攻撃を展開され、シュートを放たれる。一度は30佐川が止めるがこぼれ球を押し込まれ、0-3と点差をつけられてしまった。終盤に9内田佑介(商3)が裏に抜け出し、シュートに持ち込むなどチャンスを作るも、決めきれないまま、試合終了のホイッスルが鳴った。

▲チームを鼓舞する3小出主将

 試合後手塚監督は「最悪」と一言。この日神大が勝利したため、中大が最下位に転落してしまった。しかし、「下を向いていても仕方がない」(手塚監督)。昨年同様2部落ちの危機が迫っているが、「出れないメンバーも応援してくれているし、OBの方も足を運んで見に来てくれている。中央大学サッカー部はそういう人たちのためにも2部に落としてはいけないチーム」(小出主将)と気を引き締めた。まずは目の前の一戦一戦を勝ち切ることが不可欠だ。もう負けは許されない。

◆試合結果

●中大0-3国士大○

◆スタメン

GK 30佐川

DF 13小川、39鴨池陽希(商2)、3小出主将、2縣翔平(商3)

MF 27山口陽一朗(商2)、20小形聡司(経3)→17田中優一(商1)、6飯干雄斗(経3)

FW 32青山→17池谷友喜(経2)、8山田→28桜井昴(法1)、9内田

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部