サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦後期第３節　対早大

９月19日　三ツ沢公園陸上競技場

 

　早稲田に完封負け　まさかの開幕３連敗

　

 

▲まさかの３連敗に肩を落とす選手たち

 

　首位早稲田と行われた第３節。前期は４－１と快勝したが、後期は２－０で完封負け。まさかの開幕３連敗となり、順位は11位に低落してしまった。

 

　開始７分、６飯干雄斗（経３）のFKを３小出啓太主将（商４）がゴールを狙うもボールはクロスバーに。その跳ね返りをさらに２縣翔平（商３）がボレーで狙うもはじかれてしまい、チャンスを生かせない。そのすぐ後の９分、早大にボールを奪われ、キーパー左上にシュートを決められてしまい、先制点を奪われてしまう。さらに22分にも点を奪われ、０－２とリードされてしまう。前半中大は、シュートを狙おうとするも相手のディフェンス陣に阻まれなかなか得点につなげることが出来ない。

 

　なんとか点を取り返したい後半戦だったが、反撃できずに試合は終了。０－２で敗けを喫してしまった。

 

　試合後３小出主将は「あの時間にしてしまった2失点が90分を通してとても痛かった失点だったと思う。監督も言っていたようにチャンスの後には必ずピンチが来る。そういうことを頭にい入れて切り替え、守備の意識を変えるように自分が言ってやっていかなければいけない」と反省点を述べた。

 

　また、前期得点ランキング１位を獲得し、後期を迎えた19矢島輝一（商２）。それだけ相手のマークも厳しくなり得点が難しくなる。しかし19矢島は「マークが厳しくなるのはわかっていること。そこに負けていたら自分の実力不足。跳ね返すくらいの強い選手になりたい」と意気込んだ。

 

 

▲ゴールキックをする30佐川

 

　また、後期からは、ルーキー30佐川雅寛（経１）が３戦連続でGKを任されている。前期出場経験のなかった30佐川は、３戦に出場してみて「なかなかうまく勝てない、厳しさを痛感する」と大学リーグのレベルを語る。また、自身の持ち味を「キックの部分で攻撃的なフィードが出せる部分」と語り「守りから攻撃に変わるときに自分が起点となりたい」と意気込んだ。

 

　３連敗したものの重い空気だけではない。「得点のチャンスが作れることは前節よりもよくなってきている」と３小出主将は語る。まずは勝ち点３獲得に向けて。次節に期待が懸かる。

 

◆試合結果

中大０ー２早大○

◆スタメン

GK　30佐川

DF　39鴨池陽希（商２）、13小川雄生（経３）、３小出、２縣

MF　22大橋祐紀（商１）→桜井昴（法１）、９内田祐介（商３）→33田中優一（商１）、６飯干

FW　17池谷友喜（経２）、20小形聡司（経３）、19矢島、８山田和輝（法４）

 

記事・写真：「中大スポーツ」新聞部