サッカー部
サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第10節対専大
2015年05月25日
5月23日 駒沢オリンピック公園総合陸上競技場
PKで先制も逆転負け 12チーム中10位に転落
第10節の相手は昨年度リーグ戦四連覇を果たした強豪・専大。今回は中大の集中応援日ということで多くの応援が駆け付けた。前半に19矢島輝一(商2)のPKで先制に成功するが前半終了間際に失点。さらに後半にも失点し、勝ち越しを許してしまう。後半は終始専大ペースで堅い守備と攻撃の速さに対応することができずに1-2で試合終了。この結果、中大は10位に転落してしまった。
▲PKを決め、リーグ単独首位の10得点目を挙げた19矢島
前半は中大が多くのチャンスを作る。15分、1石川琢磨(法4)のゴールキックが左サイドの11翁長聖(経3)に渡り、裏へ抜け出した29渡辺健斗(法3)へスルーパス。シュートを放つもキーパーのファインセーブに阻まれる。さらに19分には3小出啓太主将(商4)のロングボールに11翁長が反応。サイドからドリブルで中央に切り返し、シュートを放つが、これもキーパーに弾かれてしまった。好機を迎えても専大の堅い守備を崩すことができない時間が続く。しかし、その直後、CKからゴール前混戦になったところで相手のファウルでPKのチャンスを獲得する。これを19矢島が落ち着いて決め、先制に成功。19矢島は10得点目で単独得点王を維持した。 リードを守りたい中大だったが28分、左サイドを崩され、突破されるとそのままシュートを打たれる。ゴールポストに当たるがそのこぼれ球を再びシュート。これは1石川が死守するも倒れこみ、ゴールががら空きになったところを押し込まれ、同点に追いつかれてしまう。32分にも中央突破され、そのままシュートに持ち込まれるが1石川の好セーブで勝ち越しは許さず、前半を同点で終えた。
▲勝ち越しを許し、倒れこむ選手たち
ゴールを奪いたい中大だったが、後半は終始専大に主導権を握られる。49分、CKからの浮き球をヘッドで合わせられる。その2分後にも裏に抜け出され、シュートにつながるが、どちらも1石川の好セーブ連発で中大の危機を救った。 流れを変えたい中大は11翁長に代え35青山景昌(商1)、8山田和輝(法4)に代わり9内田佑介(経3)を投入。74分、そのFW陣がチャンスを作る。9内田から35青山へのスルーパスが通るとペナルティエリア内で35青山が倒され、再びPKを獲得する。勝ち越すチャンスで蹴るのはまたもや19矢島。しかし、これはGKのファインセーブに止められてしまう。そのわずか1分後、カウンター攻撃に苦しむ。左サイドからのクロスがゴール前の選手にわたり、1石川が前に出ていた隙をつかれ、得点を許してしまった。その後も専大のパス回しに振り回され、攻め込まれる時間が続く。結局流れを変えることができないまま試合終了。順位は12チーム中10位に転落した。
来週からリーグ戦は一時中断され、夏の総理大臣杯予選、アミノバイタルカップが開催される。「去年は出ることができなかったので本大会目指してやっていく」(手塚監督)。中大の意地をみせられるか。1年ぶり本選出場に期待が懸かる。
◆試合結果
●中大1-2専大○
◆スタメン
GK 1石川
DF 3小出主将、24安在達弥(商1)、13小川雄生(経3)38山中登士郎(文1)
MF 8山田→9内田、6飯干雄斗(経3)、10三島頌平(商2)
FW 11翁長、19矢島、29渡辺→23寺村介(商2)
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部