サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第1節 対神大

2015年04月09日

4月5日 BMWスタジアム

リーグ戦開幕! 初戦は引き分けに終わる

 いよいよ約一年間にわたるリーグ戦が幕を開けた。小出啓太主将は靭帯損傷のため欠場。ゲームキャプテンは8山田和輝(法4)が務めた。初戦の相手は2部から昇格してきた神大。初戦、白星を挙げたい中大だったが、前半に相手ストライカーのドリブルに翻弄され、先制されてしまう。また、後半には16鴨池陽希(商2)がイエローカード二枚目をもらい、退場。数的不利な状況に陥る。しかし、後半から途中出場した19矢島輝一(商2)がセットプレーから得点し、同点に。その後幾度もチャンスをつかむが決められず、同点のまま。獲得した勝ち点は1に終わった。

 前半、開始直後は中大がボールを回すが、徐々に神大のペースに。17分、ペナルティエリア手前でファウルを取られ、FKを与えてしまうと直接ゴールを狙われる。しかしこれはゴール左。これで神大が勢いづく。26分、左サイドが崩されると、神大の細かいドリブルに翻弄され、ペナルティエリア内に持ち込まれてしまう。最後はGKとの1対1となるが、右足から放たれるシュートを止めることができずに失点。先制されてしまった。同点に追いつきたい中大は34分。CKでゴール前混戦になったところで7古橋匡梧(経3)がシュートを放つも、DFに阻まれる。  その後の流れは神大。37分、再びサイドを崩され中央にクロスを出されると強烈ミドルを放たれる。しかしここはGKの21置田俊也が両手ではじくファインセーブで追加点を許さない。ここで前半終了。先制されるも、その後は集中力を切らさず何度もピンチをしぎ、最少失点に抑えた。

 後半に入ると、ハプニングが発生する。鴨池がユニフォームの背番号を間違えてプレーをしていたとされ、無許可入扱いでイエローカード。前半にもイエローをもらっていた鴨池は警告2回で退場。数的不利になってしまう。 しかし、54分。後半から9内田祐介(商3)に代わり入った矢島が魅せる。山田がエンドライン際で粘り、CKを獲得するとCKからのこぼれ球を左サイドへ展開した古橋からの浮き球に矢島がうまく反応し、ヘディングシュート。同点に追いつく。これで勢いに乗った中大は70分、山田がドリブルで左サイドを突破し、中央へクロス。古橋が合わせるが惜しくもゴール上。最後は90分にFKから11翁長聖(経3)が頭で合わせたがゴール右。勝ち越し点を奪うことはできず、開幕戦は引き分けとなった。

 今年1月に監督に就任した手塚聡監督は「退場者が出て後半45分近く1人少ない中で戦って勝ち点1を穫れたので、そこの部分に関しては良かった」と引き分けという結果を前向きに評価した。昨年度は1部残留争いという厳しい経験をした中大。昨年のリーグ戦後、10三島領平(商2)、矢島が関東選抜A、古橋が関東選抜Bに選ばれるなど下級生も着実に力をつけてきている。「勝つチーム、90分間ホイッスルが鳴るまであきらめないチームにしたい」という手塚監督。今年度は昨年度の悔しさをバネにリーグ戦優勝争いに食い込めるか。

 

◆試合結果 △中大1-1神大 得点者:矢島

◆スタメン GK 21置田 DF 16鴨池、13小川雄生(経3)、2縣翔平(商3)、38山中登士郎(文1) MF 10三島領平(商2)、8山田、5橋本龍馬(経3) FW 7古橋、9内田→19矢島、11翁長