サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦後期第8節対東国大

2014年11月02日

10月25日
東国大第一サッカー場

 
最下位から脱出! がけっぷちの2連勝
 勝てば最下位から抜け出し、1部残留が見えるこの試合。両チーム降格の可能性があるため、どちらにとっても負けられない戦い。緊迫した試合展開となった。しかし、前半にCKからのセットプレーで先制に成功。後半は攻められる時間帯が続くも、運も味方につけ1-0で勝利した。これで先週の慶大戦に続き2連勝を果たし、最下位を脱出。1部残留へ望みをつないだ。
 
 
 前半は中大ペースで展開する。23分には、11古橋匡梧(経2)のサイドチェンジで東国大を翻弄(ほんろう)すると、23翁長聖(経2)のクロスに9内田祐介(商2)が合わせようとした。しかしここはGKにキャッチされてしまう。3分後には10砂川優太郎(法4)がサイドでボールを奪い、ドリブルで突破すると、裏へ抜け出した23翁長にパス。これが相手DFに当たり、CKを獲得した。そのCKで砂川が放ったボールに12小出啓太(商3)が反応。「優太郎君(砂川)のボールに合わせるだけだった」(小出)と、見事なヘディングシュートを決め、先制に成功した。しかしその後、東国大も反撃を開始する。34分、中盤でボールを奪われると、横パスをつながれてしまう。ペナルティーエリア外からミドルシュートを放たれるが、これは外れる。37分、相手CKからヘッドで合わせられるも、1前田将(経4)が右手一本ではじくファインセーブを見せ、得点を許さない。さらに45分にも中大のクリアを拾われ、そのままミドルシュートを放たれるがクロスバーに当たり、難をしのいだ。終盤は攻められる展開が続くも守備の手を緩めることはなく、1-0で折り返した。
 
 後半は両チーム一歩も引かない白熱した展開に。46分、17飯干雄斗(経2)からのロングボールが古橋に渡り、シュートに持ちこんだがゴール上に外れてしまう。直後にも古橋がサイドを崩したところで、内田がゴール前に抜け出す。しかしDFに阻まれてしまった。55分には砂川のコーナーキックに岡崎がワントラップでゴールを狙うも惜しくもゴール上。チャンスをつかんでも、なかなか追加点を奪う事が出来ない。一方、東国大も攻撃の手を緩めない。中盤でボールを奪われると、サイドチェンジで揺さぶられ、ゴール前に突破される。これは翁長が対応したが、その後も攻められる時間が続く。試合終了間際の88分には、左サイドを崩されシュートを打たれるが、これはポストに当たる。しかし、そのこぼれ球に相手FWが反応。対応しようとした前田が交わされ、ゴールが無人状態になったが、これはオフサイド判定。最大のピンチを切り抜ける。アディショナルタイム4分の間も東国大の猛攻に遭うが、必死のDFで守り抜き1-0で勝利。2試合連続無失点勝利で最下位を脱出し、1部残留へ望みをつないだ。
 
◆試合結果
○中大1-0東国大●
得点者:小出
 
◆スタメン
GK 1前田
DF 6鴨池陽希(商1)、5岡崎亮平(経4)、12小出、2縣翔平(商2)
MF 17飯干、10砂川→34早坂翔(経1)、8三島頌平(商1)
FW 11古橋→37石井光(経1)、6内田→19矢島輝一(商1)、23翁長
 
記事:「中大スポーツ」新聞部