サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦後期第4節対国士大

2014年09月28日

9月28日
東京国際大学第一サッカー場
5失点で大敗
 前節の明大戦では逆転負けを喫した中大。今節の相手である国士大は、前期リーグ戦で同様の逆転負けを喫した相手である。ここまで後期リーグ戦1勝2敗と波に乗れない中大はここで勝利したいところであったが、前半から国士大ペースに圧倒され今季ワーストの5失点で大敗した。
 
 前半、中大はチャンスを作り出していく。5分、左サイドから右サイドの6鴨池陽希(商1)に渡る。そこから中へ攻め込みシュートを放つも惜しくもボールは右にそれる。その2分後、今度は23翁長聖(経2)が左サイドからドリブルで上がっていき、クロスを上げる。しかしここは誰も合わせることができない。その後も10砂川優太郎(法4)らがゴールの機会を伺うも相手DF陣に圧倒される。
 一方で国士大も何度も攻め込んでくる。11分、奪ったボールをそのまま中まで持っていきシュート、ここは左に外れ救われる。24分には中大のパスをカットされまたも攻められるが、ここはGK21置田竣也(商2)がセーブする。しかし、27分に国士大が均衡を破った。28分、ボールを奪った国士大が左サイドへパス。そこからクロスを上げられる。これをヘディングで押し込まれて先制されてしまう。その後も国士大も勢いに乗ったのか、立て続けにゴールを狙われる。しかし中大も意地を見追加点を許さない。そんな中、40分にチャンスが訪れる。右サイドでFKのチャンスを得る。蹴るのは砂川。ボールはゴール前まで行くもファウルを取られてしまい、チャンスを生かせない。前半先制される形で後半を迎えることとなる。
 後半も国士大のペースに持ち込まれる。49分、中大が攻め込むもこれを阻み、カウンターに遭う。そのままゴール真正面まで行くも、置田のファインセーブもあり得点を許さなかった。しかしその後もボールを奪われてからシュートされる機会が増えていく。そして、ついに56分に国士大のパスワークで正面まで繋がれてそのままシュート。これが決まり2失点目を喫する。
 追い付きたい中大は9内田祐介(商2)に代えて古橋匡梧(経2)を投入する。すると59分、中大はファウルを獲得し、チャンスを得る。しかしゴールを直接狙うも相手GKにキャッチされてしまい得点を奪うことができない。しかし、その4分後にまたしてもチャンスが訪れる。中にいた17飯干雄斗(経2)が右サイドの鴨池に渡す。それをゴール前にいた20橋本龍馬(経2)が「後は決めるだけという感じだった」と右足で落ち着いて決め、待望の1点目を獲得する。
 だが、ここから国士大の勢いに火を付けることとなる。その3分後に左サイドから上がってきたボールを相手FWが押し込んで3失点目となる。72分にFKから直接狙われるも橋本がカットし、ここはピンチを切り抜ける。その後も中大は何度かチャンスをつかもうとするも相手の固い守備を前にシュートがなかなか打てない。そして、85分にはまたしても左サイドから上げられたボールを決められてしまう。さらに2分後の87分、奪われたボールをパスワークで中まで持ち込まれる。そしてシュートを放たれ、これに置田も対応できず5失点目。反撃したい中大も見せ場がなく試合終了。今季ワーストの5失点で大敗した。

 「一人ひとりの自覚が足りていない。球際の強さだったり、気持ちの面で準備できていないところがあった」(橋本)と敗因を述べた。
 次の相手は早大。現在リーグ戦4位の好調であるチームだ。ここまで1勝3敗と苦戦を強いられている中大。強豪相手に勝ち星を上げられるかが流れを変える鍵となるだろう。
 ◆試合結果
 ●中大1
-5国士大◯
 得点者:橋本

 ◆スタメン
 GK 21置田
 DF 6鴨池、29小川雄生(経2)、5岡崎亮平(経4)、22新藤菜央(商2)
 MF 20橋本、17飯干→38岩渕諒(商3)、8三島頌平(商1)
 FW 10砂川、9内田→11古橋、23翁長→15右高静真(文3)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部