サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦後期第3節 対明大

2014年09月22日

9月21日
味の素フィールド西が丘
 先制するも逆転負け
 前節では10砂川優太郎(法4)が2得点の活躍をみせ、2-0で勝利し、後期で初の勝ち点を得た中大。この勢いにのろうと挑んだ明大戦、中大は開始直後に先制するも、その後2点を奪われ逆転を許してしまう。後半粘りを見せるも、得点は奪えず、試合は1-2で終了した。前節で試合終了後に白須監督が述べた「後半落ちないサッカーをする」ことは、そのまま課題として引き継がれた。

前半開始4分、ゴールを狙う内田

 先に試合を動かしたのは中大だった。7渡辺大斗(商4)が攻め込みシュート。惜しくもGKに弾かれるが、そのボールを内田祐介(商2)がゴール。前半開始4分にして、中大は先制点を獲得した。「いいところでこぼれてきた。ボールが来た瞬間、ゴールできると思った」(内田)。 
 その後も中大は積極的な攻撃を見せるが、明大も得点を許さない。32分、相手のFKから、ヘディングシュートで1点を奪われ、同点に追いつかれてしまう。この1点が相手の勢いに火をつけ、38分、相手のシュートがGKの頭上を突き抜け、逆転を許してしまう。白須監督は、早い段階での得点を「奇襲が成功したことで、それが逆に守りに入った。良さが出た分そのあとでもろさがでた。」と振り返る。
 何としてでも点を取り返したい後半だが、流れは変わらなかった。相手は53分までに、3本のシュートを放つ。猛攻撃をみせるも、どれもゴール外に外れ、救われる。54分、渡辺に代え、20橋本龍馬(経2)が入ると、流れは中大に変わる。橋本が相手からボールを奪うと、砂川が攻め込み、ミドルシュートを放つ。惜しくもボールはGKにはじかれ、中大はこのチャンスを生かすことはできなかった。砂川は明大を「今年も強い。指導権を握られてしまった」と振り返る。明大もその後も積極的な攻撃をみせるが、中大も決死の守りをみせ、得点は許さない。
 73分、内田に代え、11古橋匡梧(経2)を投入。中大は最後の粘りを見せ、積極的にボールを奪いに行く。83分、8三島頌平(商1)がボールを奪い、砂川にパス。砂川がシュートを放つも弾かれてしまう。後半終了間際、古橋がシュートを試みるも、得点にはつながらず、試合は1-2で終了した。内田は「チーム一丸になること、前から行くと決めたら90分間それを貫きとおすこと」がチームに足りていないと、試合を振り返った。
 次節は国士大戦だ。前期の試合では、先制するも2点を奪われ逆転負けを喫している。白須監督は「先制しようがとられようが、守備に対して同じ状況を作り出せるかが鍵になると思う、そこを徹底する」と意気込みをみせた。「絶対に負けられない試合、気落ちすることなく切り替えて頑張っていきたい」(砂川)。今回見えた課題を克服し、勝利を再び奪いに行く中大に注目だ。
◆試合結果
●中大1―
2明大◯
得点者:内田

   ◆スタメン
GK 21置田峻也(商2)
DF 6鴨池陽希(商1)、5岡崎亮平(経4)、18森重瑞紀(法4)、2縣翔平((商2)、17飯干雄斗(経2)→秋元佑太(商4)、8三島、7渡辺→20橋本
FW 10砂川、9内田→古橋、23翁長聖

記事・写真 「中大スポーツ」新聞部