サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第8節対東京国際大

2014年05月11日

5月10日 フクダ電子アリーナ
チャンスを生かせず失点、連勝ならず

ドリブルで攻撃を仕掛ける藤橋

 前節で初勝利を収めた中大。連勝して波に乗りたいところだが、この日の相手である東京国際大の守りに得点を奪えず、後半にすきを突かれて失点。連勝とはならなかった。

 立ち上がりから中大はすかさず攻撃を仕掛ける。5分、37矢島輝一(商1)がファウルを獲得、左サイドからFKのチャンスを得る。15縣翔平(商2)が蹴ったボールは矢島のもとへいくがこれを決めきれない。その1分後には今度は10砂川優太郎(法4)がミドルシュートを放つもこれはゴール上となる。一方で東京国際大もカウンター攻撃を中心に得点の機会を伺う。27分には右サイドからのシュートを1前田将(経4)が手ではね返すとそのボールを今度は相手選手が反対サイドからシュートするがこれを39鴨池陽希(商1)が反応。必死の守りでゴールを割らせない。その後も両者攻防が続くも前半は無得点で終える。

 後半、得点が欲しい中大は11古橋匡梧(経2)に変え7山田和輝(法3)を投入する。山田は積極的にクロスを上げて攻撃のチャンスを作り出す。60分には山田が上げたボールに矢島が反応するもゴールには至らない。するとその5分後、東京国際大MFとFWがワンツーで中大DF陣をかわす。そして最後は相手FWがあげたボールにMFが右足で入れられてしまう。追い付きたい中大はそのあとに相手選手の警告でFKを獲得。しかしこれはDF陣の壁に当たり得点とはならなかった。その後矢島に変えて9内田祐介(商2)、35藤橋弘貴(商2)から19岩渕諒(商3)を投入するも流れは変わらない。「最後の質の部分で相手に引っ掛かったり、向こうも体を張っていたので最後まで崩し切れなかったのが(無得点の)要因」(砂川)と相手DFを前に最後まで得点を奪えず試合終了。痛い敗戦となってしまった。

 試合後、白須監督は「前節は点が取れて勝てたけど、今日は相手の戦術にはまってしまった」と述べた。また矢島も「前回の勝利からほっとした雰囲気のまま練習に入ってしまった。ふわっとした状態でいたことが今日の負けにつながった」と反省の言葉を口にした。

 現在8節が終わり10位と厳しい状態にある中大。次節の相手はリーグ戦3位と好調の明大だ。「下を向いていてもしょうがない。あとは自分たちでしっかり集中力を持って、まずは1勝できるようにチーム一丸となって戦っていきたい」(砂川)。上位相手に得点を奪うことができるかが勝負の鍵となる。

◆試合結果
中大1東京国際大○
 

◆スタメン
GK1前田
DF39鴨池、5岡崎亮平(経4)、3小出啓太(商3)、15縣
MF20橋本龍馬(経2)、25三島頌平(商1)、11古橋→7山田、35藤橋→19岩渕
FW10砂川、37矢島→9内田

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部