サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第5節 対専大

2014年04月30日

4月27日 横浜市三ツ沢公園陸上競技場

2点先制も王者の前に力負け


 開幕から未だに勝利がない中、リーグ戦三連覇中で今季も無敗で首位を走る専大との一戦を迎えた。エース、10砂川優太郎(法4)が復帰を果たしたこの試合、前半に37矢島輝一(商1)の2ゴールでリードを奪うも、後半に4失点を喫し逆転負け。初勝利はまたもお預けとなってしまった。

 前半から専大が圧倒的にボールを保持してゲームを進めていく。中大も懸命にプレスを掛けるがなかなか相手を捕まえきれず、何度かピンチを迎えるも最後は粘りのディフェンスで失点を許さない。するとスコアレスのまま迎えた前半終了間際、先に点を奪ったのは守勢に回っていた中大だった。39分、自陣からカウンターを仕掛ける。右サイドを砂川が強引に突破し中央の矢島へパス。一度はシュートを防がれるもこぼれ球をきっちり押し込んだ。さらにその2分後、セットプレーのこぼれ球を押し込んだのはまたしても矢島。これで2-0、一気に初勝利への期待が高まった。

 しかし、それでも王者、専修はゆるがない。後半開始から10分で立て続けに2ゴールを奪い試合をふりだしに戻す。中大も勝ち越しを狙うが、専大の激しいプレスと巧みなボール回しでなかなかボールに触らせてもらえない。すると77分、専大に逆転ゴールを奪われいっそう苦しい状況に。さらに終了間際の87分、ダメ押しとなる4点目を決められ勝負あり。この日も勝利は遠くこれで5戦1分4敗、順位を2つ落とし12チーム中11位となった。

 試合後、白須監督は「試合を通してボールが全く持てなかったし、(後半開始から)相手も来ると分かっていたのにあたふたした守備で失点を許してしまった。悪いところは色々あるけれど、いいところを褒めていきたい」と語った。
 
 次節は昇格組の駒大との対戦だ。勝って浮上のきっかけをつかむことができるか。

◆試合結果
●中大2-4専大○
得点者:矢島×2


◆スタメン
GK 21置田峻也(商2)
DF 22新藤菜央(商2)、5岡崎亮平(経4)、3小出啓太(商3)、12渡辺健斗(法2)
MF 10砂川→11古橋匡梧(経2)、25三島頌平(商1)、20橋本龍馬(経2)、7山田和輝(法3)→35藤橋弘貴(商2)
FW 4渋谷亮主将(商4)→9内田祐介(商2)、37矢島

記事:「中大スポーツ」新聞部