サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第4節 対早大

2014年04月19日

4月19日 味の素フィールド西が丘

リーグ戦開幕から白星なし 現在9位と低迷


 結果が残せていない中大イレブン。「何か変えないといけない」(4渋谷亮主将・経4)とスタメン、フォーメーションを変えて挑んだ。前半を無失点で折り返すも69分に失点。それでもすぐに反撃し同点に追いつき振り出しに戻したが、80分にFKを与えるとそれを起点に失点し勝ち越されてしまう。果敢にゴールを狙ったが反撃及ばず1-2で敗戦。リーグ戦開幕から4戦連続白星なし。未だ勝ち点1と苦しい試合が続いている。

試合終了後、敗戦に思わずしゃがみこむ内田

 前半序盤から攻めの姿勢を見せる。10分、左サイドでボールを奪うと7山田和輝(法3)がゴール前へクロス。それを37矢島輝一(商1)がヘディングで合わせようとしたが、GKと競り合いに。こぼれ球を渋谷が押し込んだが相手DFに阻まれてしまった。また、29分には6秋元佑太(商4)がミドルシュートを放ったが、これはGK正面。はじかれたボールを矢島が反応するも早大の堅い守備を崩すことができない。チャンスをものにできない中、33分にピンチを迎える。左サイドを崩されると、ゴール前の早大選手がそこからのクロスに反応し、ダイビングヘッド。ゴールネットを揺らしたがこれはオフサイド判定。ノーゴールとなった。
 両チーム堅い守備で得点を許さず、前半を無得点で折り返した。
 

 



 後半に入ると序盤からピンチの場面が続く。早大CKからダイレクトでシュートを放たれるがクロスバーに。跳ね返ったボールに反応した選手たちでゴール前が混戦になる中、リーグ戦初スタメンの21置田峻也(商2)がファインセーブを見せ失点を許さない。早大に攻められる時間が続くと「裏に動き出しを入れたい」(白須監督)と矢島に代わり9内田祐介(商2)を投入。そんな中、試合が動いたのは69分。早大が右サイドから逆サイドへのパスをつなげると、そのボールが中央にいた選手に渡りゴール。早稲田の華麗なパス回しに翻弄され、先制されてしまった。しかし、すぐに中大が反撃を開始。監督の思惑通り、裏に抜け出した内田のループシュートでキーパーを交わし、そのまま得点。わずか1分で試合を振り出しに戻した。追加点を奪い勝利につなげたいところだったが、80分にはFKを与えてしまう。そこからパスを受けた早大選手のミドルシュートで勝ち越しを許す。
結局1-2で試合を終え、今季初勝利とはならなかった。渋谷主将は試合を振り返り「率直に悔しい」と語った。
 


 次節はリーグ3連覇を果たした専大との一戦だ。「相当強い相手だが気持ちを切り替えて戦えれば大きな差が付くことはない。ベストを尽くすだけ」(白須監督)。タイトル獲得を目指す中大にはもう負けが許されない。

◆試合結果
●中大1-2早大○ 
得点者:内田

◆スタメン
GK 21置田
DF 27市木良(法3)、5岡崎亮平(経4)、15縣翔平(商2)、12渡辺健斗(法2)
MF 11古橋匡梧(経2)→26翁長聖(経2)、25三島頌平(商1)→20橋本龍馬(経1)、6秋元、7山田
FW 4渋谷、37矢島→9内田