サッカー部

サッカー部 関東大学サッカーリーグ戦前期第3節 対慶大 

2014年04月16日

今季初ゴールも勝利ならず 未だ勝ちなし
4月16日 Shonan BMW スタジアム平塚

 前節から中2日と厳しいスケジュールのなか行われた慶大戦。今季初勝利を挙げたいところだったが、前半にセットプレーから失点すると、後半には慶大に2点目を許してしまう。86分に37矢島輝一(商1)が1点を返すが反撃もここまで。さらにアディショナルタイムに3小出啓太(商3)が退場になるなど後味の悪いゲームとなってしまった。

 この日、4渋谷亮主将(商4)が今季初となるスターティングイレブン入りを果たした。頼れるキャプテンの帰還もあり、チームは序盤から積極的に攻撃を仕掛ける。4分、早くも決定機が訪れる。左サイドからのCKに小出がヘディングで合わせるも、相手DFにブロックされてしまう。さらに6分、渋谷主将のパスに11古橋匡梧(経2)が抜け出してシュートを打つも枠をとらえられない。

 このまま中大ペースで進むと思われたが、先にスコアを動かしたのは慶大だった。10分、FKを与えるとこぼれ球をヘディングで押し込まれあっさりと先制を許してしまう。これで勢いを失ったのか、その後は決定機をお互い作り出せずに前半が終了する。
 後半開始から中大が動く。9内田祐介(商2)に代えて7山田和輝(法3)を投入し、反撃に出る。48分、その山田がドリブルで仕掛けFKを獲得すると、そのこぼれ球を古橋がフリーで受けるもシュートには至らなかった。その後もチャンスを作るがなかなか追いつけずにいると、慶大に追加点を決められてしまう。78分、右サイドからのループシュートに1前田将(経4)が反応するも、クロスバーに当たって跳ね返ったボールを押し込まれ2点差となった。もう前に出るしかなくなった中大はパワープレーに出る。87分、左サイドを山田が突破しクロスをあげると、ボールは相手キーパーを越え逆サイドの矢島のもとへ。これを押し込み1点を返すが、反撃もここまで。終了間際には小出が審判への抗議でこの日2枚目のイエローカード、退場となってしまう。ピッチから出る際には悔しさのあまり声を荒げるシーンも見られた。結局試合は1-2で敗戦、またしても勝利することができなかった。

今必要なのは「自分たちのサッカーに自信を持って試合に臨むこと」(矢島)であり、勝利を手に入れるには「泥臭くでもやっていかなければならない」(白須監督)。次節の相手は昨季2位の強豪・早大だ。小出を欠くという苦しい状況ではあるが、自信を取り戻し初勝利を飾ることが出来るだろうか。

◆試合結果
●中大1-2慶大○ 得点者:矢島

◆メンバー
GK 1前田
DF 27市木良(法3)、3小出、5岡崎亮平(経4)、15縣翔平(商2)
MF 26翁長聖(経2)→35藤橋弘貴(商2)、25三島頌平(商1)、4渋谷、11古橋
FW 9内田→7山田、19岩渕諒(商3)→37矢島

◆フォーメーション
                    19       9
                   岩   渕    内 田
        11                              26
       古 橋          4       25         翁 長
                   渋 谷     三 島
        15                              27
                  縣           3        5         市 木
                    小 出     岡 崎

                         1 
                        前 田              4-4-2 


記事、写真:「中大スポーツ」新聞部