硬式野球部

硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対東洋大2回戦

2017年09月26日

9月21日 神宮球場

3回以降、打線沈黙 昨季王者に連敗で勝ち点落とす

花城 ▲勝ち越しの本塁打を浴びた花城

 

    123 456 789 RHE

中 大=110 000 000=271

東洋大=000 002 02X=490

[中]畠中、花城、安本-保坂

[東]梅津、藤井、甲斐野-西川

本塁打:〈東〉西川(8回2点)

 

◆スタメン

1[遊]牧  秀悟(商1=松本第一)

2[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)

3[三]内山 京祐(文1=習志野)

4[左]堀内 寛人(商3=県岐阜商)

5[指]小野寺祐哉(経2=白鴎大足利)

6[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)

7[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)

8[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)

9[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)   

P 畠中 優大(経1=樟南)

 

 1回戦をエース・鍬原拓也(法4=北陸)で落とし迎えた2回戦。1勝1敗のタイに戻し、3回戦に持ち込みたいところだ。先発のマウンドに上がったのは、1年生左腕の畠中。起用に応え5回無失点と好投、しかしリリーフ陣が捕まり逆転負けを喫した。打線も3回以降無得点、次戦の日大戦に向けて課題の残る一戦となった。

 

畠中 ▲5回無失点と試合をつくった畠中

 

 この日も『ミス』が勝敗を分けた。2-0と2点リードで迎えた6回、この回からマウンドに上がった2番手・花城凪都(商4=興南)がピリッとせず、1死満塁のピンチを招く。ここで迎えるは、前日の1回戦で決勝の適時二塁打を浴びた西川(東洋大)。遊ゴロに打ち取り、併殺かと思われた牧からの送球を河合が捕球ミス。この間に二者が生還し同点、8回にも、西川に決勝の2点本塁打を浴び、勝負あった。

五十幡 ▲3安打と復調の気配を見せた五十幡

 

 打線は初回、1死から飯嶌が死球で出塁すると、迎えるは今季絶好調の新4番・堀内。左越え適時二塁打を放ち、幸先良く先制に成功する。続く2回にも、五十幡の今季初安打となる適時二塁打で追加点。「当たりは良くなかったから捕られると思ったけど、前を守っていたぶん抜けてくれた」(五十幡)。だが、これ以降本塁が遠かった。「左投手から点を取れなかった」(清水監督)と、2番手・藤井(東洋大)の前に打線が沈黙、150㌔右腕・甲斐野からも点を奪うことができなかった。

 

 2カードを終え、2勝2敗の勝ち点1。次戦は1週空けて日大戦が控える。14打数7安打の打率.500でリーグ2位(9月24日現在)につける堀内は「(日大戦へ)チーム一つになって、勝利に向かってやるべきことを変えずにやっていきたい」。平成28年春季リーグ戦以降、日大から勝ち点を取ることはできておらず、決して相性がいいとは言えない。全員野球で立ち向かい、優勝の可能性を残したいところだ。

 

◆コメント

清水監督

 勝っている展開で何とか花城につなぎたかった。(1週空いて日大戦)守備を一球一球大切にやっていきたい。

 

堀内

 最後の好機(7回2死二塁)で打てなかった、あそこが全て。(日大戦へ)チーム一つになって、勝利に向かってやるべきことを変えずにやっていきたい。

 

五十幡

 当たりは良くなかったから捕られると思ったけど、前を守っていたぶん抜けてくれた。(日大戦へ)しっかり切り替えて、打撃の調子を維持して臨みたい。

 

畠中

 前回の立正大戦では、あと少しで勝利投手というところで降板してしまった。コーナーをしっかりついて腕を振って投げられた。

 

◆試合結果

中大2-4東洋大○(2敗)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部