硬式野球部

硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対東洋大1回戦

2017年09月21日

9月20日 神宮球場

エース粘投もクリーンアップに痛打 打線も飯田の前に沈黙

 

内山 ▲1点差に迫る適時二塁打を含む2本の二塁打放った内山

 

    123 456 789 RHE

東洋大=000 102 000=361

中 大=000 010 001=261

[東]飯田-西川

[中]鍬原、花城-保坂

本塁打:なし

 

◆スタメン

1[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)

2[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)

3[遊]牧  秀悟(商1=松本第一)

4[指]堀内 寛人(商3=県岐阜商)

5[三]内山 京祐(文1=習志野)

6[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)

7[右]大工原壱成(商2=桐光学園)

8[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)

9[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)   

P 鍬原 拓也(法4=北陸)

 

 開幕2連勝を飾り、迎えた昨季王者・東洋大との第1ラウンド。中大は、立正大1回戦と同様、エース・鍬原をマウンドに送った。しかし、相手のクリーンアップに計5安打を浴びるなど、8回途中を投げ3失点。打線は、相手先発・飯田(東洋大)の前に3回までノーヒット。9回に、内山の適時二塁打などで1点差まで迫るも、あと一歩及ばなかった。

 

鍬原 ▲8回途中3失点も、粘り強い投球を見せた鍬原

 

 立正大1回戦から中6日。中大のマウンドには、この日も背番号18の姿があった。初回、四球と安打で2死一、三塁といきなりのピンチを招くとここで対するは、昨季首位打者の佐藤(東洋大)。だが二ゴロに切って取り、上々の立ち上がりを見せる。4回、味方の失策など不運もあり1点を失うと、迎えた6回。味方が同点に追いついた直後、2死からの3長短打を浴び勝ち越しを許す。「相手の方が上だった」(鍬原)と脱帽、不本意な投球に終わってしまった。

 

堀内 ▲2安打と気を吐いた堀内。今季ここまで11打数5安打と好調だ

 

 ここ2試合ともに二桁安打と好調な打線。だが、今日は『H』のランプがなかなか灯らない。4回2死まで失策による出塁のみ、やっと出塁した走者もけん制死とちぐはぐな攻撃が目立った。5回、内山が「とにかくランナーで出ようという気持ちだった」と左翼線二塁打で出塁し、犠打と大工原のスクイズで同点。6回に勝ち越され、2点ビハインドのまま試合は進み土壇場9回。2死から、堀内と内山の連続安打で1点を返す。さらに一打同点の場面で、リーグ戦初出場となる倉石匠己(経1=東海大市原望洋)が打席へ。しかし二ゴロで万事休す、終盤に粘りを見せたが2-3と敗北を喫した。

 

 今季初黒星、ただ選手たちは次を見据えている。2安打と4番の仕事を全うする堀内は、「みんなリセットしている。チーム全員でやれることを一つずつやっていきたい」と雪辱を期す。明日の2回戦、必勝が求められる。『日本一』へ、負けられない戦いが続く。

 

◆コメント

清水監督

 (相手のクリーンアップは)いい打者、注意して入ったが最後甘くなった。明日とにかく取らないといけない。全員野球で頑張りたい

 

鍬原

 相手の方が上だった。スライダーに少し投げづらさを感じている

 

保坂主将

 9回までに1点しか取れなくては勝てない。打撃力の差でやられてしまった

 

河合

 最後勝てると思ったが、あと一歩及ばなかった

 

堀内

 ストレートが主体のピッチャー。だが、思ったよりもコースが良くて打てなかった。みんなリセットしている。チーム全員でやれることを一つずつやっていきたい

 

内山

 (5回の二塁打は)とにかくランナーで出ようという気持ちだった。9回の1点が明日につながる打席になったと思う。明日も頑張りたい

 

◆試合結果

中大2-3東洋大●(1敗)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部