硬式野球部
硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対立正大1回戦
2017年09月14日
9月13日 神宮球場
投打かみ合い快勝! 13年ぶり東都制覇へ好発進
▲この秋、開幕4番に座った堀内。2安打1打点と起用に応えた
123 456 789 RHE
中 大=121 001 000=5110
立正大=000 101 001=390
[中]鍬原-保坂[立]釘宮、新村、竹内慎、渡部、倉田-小畑
本塁打:〈立〉三好(4回1点)、小畑(9回1点)
◆スタメン
1[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)
2[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)
3[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)
4[指]堀内 寛人(商3=県岐阜商)
5[遊]牧 秀悟(商1=松本第一)
6[三]内山 京祐(文1=習志野)
7[右]大工原壱成(商2=桐光学園)
8[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)
9[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)
P 鍬原 拓也(法4=北陸)
待ちに待った「戦国東都」秋の陣が開幕! 年度当初から掲げる「日本一」に向けた中大ナインの熱い戦いが始まった。雨天順延により、1日遅れて迎えた立正大との1回戦。2季連続の開幕投手を務めた鍬原は2本塁打を含む9安打を浴びながら3失点完投勝利。打線は、牧の先制適時打を皮切りに3回までに5得点。投打ががっちりとかみ合い、中大が開幕戦を白星で飾った。
▲最速147㌔を記録したエースは無四球完投と試合をつくった
今春と同様、初戦のマウンドに上がったのは鍬原。「全大学からの勝ち星」を目標に掲げる右腕は、3回までに4つの三振を奪う上々の立ち上がりを見せる。4回以降、三好(立正大)に直球を右翼スタンドに運ばれるなど3点を失ったが、粘り強く投げ完投。「打たせて取ることを課題にしていたのでそれができてよかった」(鍬原)。頼もしいエースは今秋も健在だ。
▲し烈な一塁手争いを制しスタメンに名を連ねた河合。2安打とチームに貢献した
鍬原を援護したい打線は、序盤から好機を演出する。初回、2つの四球と犠打などで1死一、三塁。ここで、1年生ながらクリーンアップの一角を担う牧が打席に立つ。初球を振り抜いた打球は相手左翼手の前に弾み、1点を先制。その後も飯嶌、河合の適時二塁打などで、3回までに4点を奪い、試合を優位に進めた。
そして、6回。2死二塁で迎えるは堀内。「保坂さんが犠打でつないでくれたので、何が何でも返すという気持ちで打席に入った」と、右翼線にダメ押しとなる適時二塁打を放った。この秋から4番に座る、左の長距離砲は「プレッシャーはある。ただそれをすべて自分で背負わなくてもいい雰囲気をチームがつくってくれる」(堀内)。頼れる主砲に成長できるか、今後に期待したいところだ。
喜多川省吾(経3=前橋育英)、伊藤優輔(文3=都小山台)をけがで欠くなど、台所事情の苦しい中大。上位進出には、打線の奮起が鍵を握る。「(明日は)総力戦になる。早めに点を取って、全員で守りたい」(飯嶌)。勝ち点を獲得し、連勝街道を突っ走りたい。
◆コメント
清水監督
序盤に点を取れたのが大きかった。明日も全員で勝ちに行く
飯嶌
(2安打2打点の活躍)凡打も芯で捉えられた打球だったし、いい感じ。(明日は)総力戦になる。早めに点を取って、全員で守りたい
鍬原
打たせて取ることを課題にしていたのでそれができてよかった。まだまだ、変化球の精度を上げていけると思う
河合
監督にアドバイスをもらい、うまく打つことができた。今日みたいな集中力で明日も、投手を助けたい
堀内
3打席目に適時打を打てたことが良かった。保坂さんが犠打でつないでくれたので、何が何でも返すという気持ちで打席に入った
◆試合結果
○中大5-3立正大●(1勝)
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部