硬式野球部

硬式野球部・夏季オープン戦 対拓大戦

2017年09月05日

9月3日 中大G

終盤に粘り見せるも 失点響き惜敗

 

 9月12日に迎える立正大との最初のカードまで残り約10日。より結果が求められる時期に入ってきた。しかし、5回までに投手陣が6失点、野手陣は了海航(商2=国学院久我山)の満塁本塁打などで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。

 

了海航 ▲代打で出場し、満塁本塁打を放った了海

 

 反撃の糸口が見えない。前半5イニングで放った安打はわずかに2本、相手投手の前に打線がつながりを欠いた。7回、保坂淳介主将(商4=佐野日大)、内山京祐(文1=習志野)の2本の長打でやっと1点。8回には、1死満塁の好機で、混とんとしている一塁手争いの中にいる了海が代打で登場。初球を打ち、満塁本塁打を放ったが反撃もここまでだった。

 

安本龍観 ▲3回を投げ、完ぺきな投球を見せた安本

 

 投手陣は、フレッシュトーナメントで好投を見せた、水谷康希(商1=浜田)がこの日は誤算だった。初回、3安打を浴び2失点、3回にも失点し降板。リーグ戦に向け不安の残る投球となった。だが、明るい材料もある。3番手としてマウンドに上がった安本龍観(商4=天理)が3回をピシャリ。今春は内野手として登録されていたが、けが人が多く、台所事情の苦しい現在の中大投手陣。この秋は投手として自身のラストシーズンに挑む。

 

 オープン戦もあとはHondaとの1試合を残すのみ(9月5日現在)となった。リーグ戦初戦に向け、残された時間は残りわずか。悲願の優勝に向けて、前を向くしかない。

 

◆試合結果

拓 大=201 030 000=6

中 大=000 000 140=5

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部