硬式野球部
硬式野球部・東都大学野球春季リーグ戦 対亜大3回戦
2017年04月29日
4月28日 神宮球場
土壇場からの連勝で勝ち点2 24季ぶりV懸け、GW天王山へ!
▲2回からマウンドに上がった喜多川。今季初勝利を挙げた
123 456 789 RHE
亜 大=110 000 000=280
中 大=010 015 01X=8110
[亜]髙橋遙、中村稔、嘉陽-頓宮
[中]柳川、喜多川、鍬原-保坂
本塁打:[中]堀内(8回1点)
◆スタメン
1[右]大工原壱成(商2=桐光学園)
2[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)
3[三]吉田 叡生(経3=佐野日大)
4[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)
5[指]堀内 寛人(商3=県岐阜商)
6[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)
7[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)
8[遊]牧 秀悟(商1=松本第一)
9[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)
P 柳川 健大(法3=岩国)
1勝1敗で迎えた亜大との3回戦。優勝戦線に加わりたいに中大にとって絶対に負けることのできない一戦だった。序盤に2点を先行されたものの、中盤の集中打で逆転。8回には、堀内の昨秋専大2回戦以来となる本塁打が飛び出し8-2。投手陣も抜群の安定感を誇る喜多川省吾(経3=前橋育英)の好投が光り、快勝した。
▲適時打を放った土谷。この日は2打点を叩き出した
好調な中大打線がこの日も打棒を見せつけた。2点を追う2回、連打と犠打で1死二、三塁とすると、7番・土谷が反撃ののろしを上げる中前適時打。「チャンスで1本も打てていなかったので、柳川のためにもあったし何とかして打ちたかったのでよかった」(土谷)。4回、堀内の適時打で追いつき6回。またも連打で、無死一、三塁の絶好機をつくると、ここで打席に立ったのは飯嶌。亜大1回戦こそ4安打を放ったものの、2回戦では無安打、この試合に懸ける思いは強かった。「この打席までチャンスを潰していたので、後ろにつなぐ意識だけだった。ヒットになって良かった」と勝ち越しの右前適時打。さらに、五十幡も適時打を放つなどこの回一挙5点を奪い、亜大投手陣の攻略に成功した。
▲飯嶌が勝ち越しの一打を放った
伊藤の離脱により、台所事情の苦しい投手陣。3回戦のマウンドには柳川が上がったが、2回途中2失点。柳川にとってはほろ苦い結果となった。2番手はこのカード3連投となる喜多川。「勝つためにならいくらでも投げる、投げるからには絶対に0点で抑えてやるという気持ちでマウンドに上がった」(喜多川)。この言葉通り、7回までを見事に無失点に抑えた。この試合を終え、喜多川の防御率は驚異の0.42。最後はエース・鍬原拓也(法4=北陸)が締め、昨秋に続き亜大から勝ち点を獲得した。
▲開幕からスタメン出場を続ける五十幡、この日も適時打を含む2安打
昨年は苦杯をなめさせられた東洋大、亜大から勝ち点を奪い勝ち点2。次のカードは首位・国学大との天王山、厳しい戦いが予想される。「休める時間も少ないが、優勝にも大きく関わってくるのでチーム一丸で勝ちたい」(土谷)。24季ぶりの悲願は、もう手の届くところにある。
◆コメント
飯嶌
この打席までチャンスを潰していたので、後ろにつなぐ意識だけだった。ヒットになって良かった
土谷
(2回の適時打)チャンスで1本も打てていなかったので、打ててよかった。(次の国学大戦へ)休める時間も少ないが、優勝にも大きく関わってくるのでチーム一丸で勝ちたい
喜多川
勝つためにならいくらでも投げる、投げるからには絶対に0点で抑えてやるという気持ちでマウンドに上がった。(中二日の次へ)きついと思うがそんなこと言ってられないので、全員で勝ちたい
五十幡
バントミスをしたが、始まったばかりだったので切り替えろと言われてそれが2安打につながった。(4点目の適時打)当ててゴロというよりも自分で決める気持ちで強く打ちにいった
◆試合結果
○中大8-2亜大●(2勝1敗 勝ち点2)
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部