▲「土が硬くて投げやすかった」と神宮のマウンドを気に入った小林奨
同点で迎えた7回表、先頭の5番廣谷が四球で出塁。その後、2死二塁の好機に前の打席で変化球をうまく打っている了海。期待が高まった3球目。打球は左翼スタンドへ。勝ち越しとなる2点本塁打。「神宮での初本塁打は気持ちよかった」と背番号12。強肩が売りの捕手がバットでも結果を残した。今季リーグ戦での捕手争いは必至だろう。
8回は柳川健大(法2)がマウンドへ。先頭を四球で出すが後続を併殺で打ち取る。9回一死からは持地克哉(商2)が登板。打者2人をいずれも三振で打ち取りゲームセット。4投手の好投が光った試合だった。接戦をものにできたのは自信になる。しかし欲を言えば、打線のつながりでの得点がほしいところだった。今季が最後の4年生が有終の美を飾るためには下級生の力が必要となってくる。リーグ戦開幕までに上級生に割って入る選手は出てくるのか、楽しみだ。
◆コメント 河合 普段出ている自分がチームを引っ張ろうと思った。(ホームランについて)打った感触が良かった。
小野寺 神宮での初ヒットが嬉しかった。リーグ戦に出られるようにしたい。
吉岡 調子自体良くなかったが、最少失点で抑えられてよかった。
小林奨 神宮という場所で抑えられて本当に嬉しい。もっと投げ込んで体力をつけたい。
了海 投手がしっかり要求したところに投げてくれた。守備を安定させたい。
◆試合結果 ○中大3-1拓大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部