硬式野球部
硬式野球部 夏季オープン戦対ホンダ
2015年09月01日
8月28日 中大グラウンド
社会人の強豪相手に惨敗
小雨が降る中、中大はホンダとの対戦を迎えた。序盤からピンチを多く迎え、3、4回に連続失点。打線も関東屈指の投手陣に抑え込まれ、得点を奪うことができずに、0-5で完封負け。社会人相手とはいえ、実力を発揮することができなかった。
中大の先発は山手幹(商4)。山手は不安定な立ち上がりを見せる。初回、相手の2番、西銘氏(平25卒)に安打を打たれると、続く打者に死球を与え、ピンチを作ってしまう。しかし後続を内野ゴロ2つで抑え、得点を与えない。しかしその後も安定した投球は見られず、3回に1点を取られると、続く4回、味方のエラーが絡み3失点。これまで夏季オープン戦で好投を見せていた山手だったが、4回4失点と課題の残る試合となった。
▲先発の山手
2番手は鍬原拓也(法2)が登板。8回途中まで投げ、1失点をするも持ち味の速いストレートを厳しいコースに決め、4三振を奪って調子の良さを見せた。8回途中から登板したのは伊藤優輔(文1)。ピンチの場面でのリリーフになったが、三振を奪い、得点を許さなかった。伊藤は9回も続投し、打者3人に対し、2つの見逃し三振を奪うなど、パーフェクトに抑えた。
▲2番手鍬原は好投を見せた
一方、打線は今年の都市対抗野球大会に出場した実力を持つ投手陣に苦しめられる。安打を出す回も見られたが、盗塁失敗や走塁死のミスが大きく響き、得点を奪えない。大きなチャンスは7回、先頭打者の小河諒(法3)の四球と小川拓真(商4)の安打で得点圏に走者を進めるが、リリーフの4番手に後続が三者連続三振を喫し、この回無得点に終わる。その後も得点できず、完封リレーを喫し、0-5で敗れた。
打線が湿りがちな中大。得点力の向上が求められる。投手陣もエースの山手が良くなかった。好調を維持している鍬原、伊藤の下級生がどこまで活躍できるか。秋季リーグ戦まで2週間を切った中で、しっかりとチーム全体でコンディションを整えていきたい。
◆試合結果
ホンダ 001 300 010=5
中 大 000 000 000=0
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部