硬式野球部
硬式野球部 東都大学野球交流戦対国士大
2015年08月25日
8月24日 神宮球場
国士大相手に辛くも勝利
3年ぶりに行われた東都大学野球交流戦。1部から4部までチームがある東都ならではの試合が多く見られる。中大は2部の国士大と対戦し、7回まで毎回の10安打を放つも奪ったのは2得点。投手陣の活躍もあり、2-1で勝利を収めた。
▲先発の伊藤優輔(文1)
中大の先発はここまでオープン戦で好投を見せている伊藤優輔(文1)。初回、二塁打と犠打で1死三塁のピンチを招く。しかしこの場面で3、4番を抑え、失点を許さない。「真っすぐでカウントを取れているので、楽に投げられている」と伊藤は3回を投げ、2安打無四死球無失点と安定した投球を見せた。援護したい打線は初回、2回と続けて得点圏に走者を置くも、あと一本が出ず、主導権を奪えない。
▲花城凪都(商2)は2番手で3回を無失点に抑えた
2番手は伊藤と同じくオープン戦で結果を残している花城凪都(商2)が登板。「勝負しなくていい場面でストライクが甘く入って打たれたのが反省」と花城も先頭打者に安打を打たれ、走者を出してしまうが、保坂淳介(商2)が相手のディレードスチールを阻止し、花城を助ける。
▲先制の適時打を放った河合泰聖(法1)
5回まで両チーム無得点で迎えた6回、2死から菊池啓太郎(商2)が相手の失策で出塁する。その後、一、二塁のチャンスを作り、5回に二塁打を放っている河合泰聖(法1)に打席が回る。「初球からフルスイングしていこうと思っていた」結果が実を結び、追い込まれながら、落ちる変化球を上手く拾い、右翼への適時打を放つ。続く新城拓(文3)も適時打を放ち、2点を先取する。
逃げ切りたい中大は7回から冨岡央玖斗(文3)が登板し、7、8回を打者6人パーフェクトに抑える。9回は鳥養直生(商2)が登板。1点を失うが、最後の打者を右飛に抑え、2-1で勝利。苦しい展開であったが、何とか勝利を挙げた。
今回は4年生がベンチに入らず、来年を見据えた戦いを見せた。「明日は1、2年生チーム」(河合)での試合だ。秋季リーグ戦に向けて結果はもちろん、内容も重視されてくる。下級生の中から新たな力が現れるのか。期待が高まる。
◆コメント
伊藤
調子よく投げれた。まっすぐが良くて、カウントを取れているので、楽に投げれている
花城
自分は追い込んでから甘さが出てしまうので、納得いかない。残りのオープン戦でしっかり修正して、リーグ戦までがんばっていきたい
冨岡
すごくよかった。特に三振を取ったときの一球は1番よく腕を振って投げられたと思う
河合
結果を出せば貰えるチャンスも増える。それに準備していきたい
吉田叡生(経1)
初球から振りにいく姿勢は良かったが、まだ迷いがあった。もっと練習していきたい
◆試合結果
中 大000 002 000=2
国士大000 000 001=1
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部