硬式野球部

硬式野球部 夏季オープン戦対筑波大

2015年08月24日

8月21日 中大G

泉澤が本塁打含む3安打 継投で逃げ切る

 時折雨の降る中行われた筑波大とのオープン戦。堀内寛人(商1)の適時打などで先制すると、8回には泉澤涼太(商4)のソロ本塁打で加点し4-1で勝利した。

 先発の伊藤優輔(文1)は初回に内野安打を許すが、その後は危なげない投球で3回1安打1四球3三振無失点と好投した。応えたい打線は1回裏、3番に入った松田進(法3)が安打と盗塁で好機を作るが、4番の小川拓真(商4)は右飛に倒れ得点とはならない。直後の2回、先頭の泉澤が中前打で出塁すると続く小河が左翼への二塁打を放ち、無死二、三塁と好機を広げる。1死後、指名打者でスタメン出場の堀内が適時打を放ち、中大が先制した。その後も神里和毅主将(法4)の適時内野安打と新城拓(文3)の犠飛でさらに2点を追加し、3-0とリードを広げた。

 4回からは花城凪都(商2)が登板。安打と犠打で2死二塁のピンチを招くと、右前への適時打を許し1点を返される。しかしその後は6回まで無失点に抑えた。続投した7回に2死から安打を浴びたところで降板し、在原一稀(商3)に後を託す。在原は続く打者にも安打を許したが、最後は二ゴロに抑えて相手に流れを渡さなかった。

 3点を先制した後は、筑波大の前に無得点に抑えられていた打撃陣。8回に2死から泉澤が左翼へソロ本塁打をたたき込み、欲しかった追加点を奪った。このリードを8回は松村遼(商3)、9回は冨岡央玖斗(文3)がそれぞれ三者凡退に抑えて守り切った。

 中大の掲げる攻撃的野球がはまり、先行逃げ切りでの勝利となったこの試合。オープン戦も後半戦に差し掛かる中、ここからさらに完成度を高めることが期待される。

◆試合結果

筑波大 000100000=1

中大  03000001×=4

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部