硬式野球部
硬式野球部・夏季オープン戦対セガサミー
2015年08月19日
8月12日 中大G
社会人相手に10安打3得点! 勝利まであと一歩に迫るも引き分ける
本日の相手は都市対抗野球にも出場する社会人野球チームのセガサミー。しかし中大は屈することなく、積極的に好機を作り出すと貪欲に攻め3得点。途中守備の隙を突かれ失点する場面もあったが、要所でしっかり抑えて勝利まであと一歩に迫る引き分けで試合を終えた。
▲本日の先発、伊藤
先発を務めたのは春から投手陣の主軸として奮闘した伊藤優輔(文1)。1、2回と3人で抑え、試合の流れを作る役目を果たした。伊藤の好投に応えようと打線は序盤から積極的に攻めた。セガサミーの先発は昨年まで中大投手陣の要として活躍した石垣が務めた。中大は1回裏、小河諒(法3)が左前打で出塁すると続く神里和毅主将(法4)の四球で塁を進める。後続の松田進(法3)が中前適時打を決めると先制点を奪取した。2回にもその流れは止まらず、先頭の吉田叡生(経1)の右方向への二塁打で好機を作ると、続く保坂淳介(商2)と飯嶌幹太(商2)の内野ゴロの間に追加点を挙げた。
▲先制点を決めた松田
3回、伊藤が2連打を許し1死一、二塁のピンチを招く。続く打者を左飛に打ち取り、後続の打者も2ストライクまで追い込んだとき、捕手の保坂が暴投の処理に手間取ってしまう。その間1点を取り返され、2-1となった。続く4回にも伊藤が右方向へ本塁打を運ばれ、2-2の同点に追いつかれてしまった。その後試合に動きがあったのは6回。先頭打者に二塁打を放たれると続く打者の犠打と左翼手の頭を越える適時二塁打を決められ逆転されてしまう。しかしその裏、先頭の神里主将が左中間への二塁打で出塁すると、続く松田、吉田がそれぞれ猛打賞となる一本を放つ。保坂の適時犠打の間に1点を返しすぐさま同点に追いついた。逆転したいところだったが、この好機をうまく生かせず、この回を終えた。
▲本日4打数4安打の吉田
その後守備ではこの夏から投手へ転向した冨岡央玖斗(文3)や、鳥養直生(商2)の粘投で9回まで無失点に抑えると、打撃では8回に安打で好機も作ったが物にすることができず同点のまま試合を終えた。
オープン戦とはいえ、個人個人がこの夏に取り組んでいる課題を確かめるように一つ一つ丁寧にかつ積極的に攻めたこの試合。勝利とはならなかったが、今後につながる引き分けだった。
◆試合結果
セガサミー 001101000=3
中 大 110001000=3
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部