硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球春季リーグ戦対国学大2回戦

2015年04月27日

4月23日 神宮球場

村川が初完投!連勝で今季初の勝ち点を奪う

 前日に行われた1回戦で今季初の勝利を収めた中大は、2回戦でもその勢いを持続させた。小河諒(法3)の適時二塁打で先制をすると守備では先発の村川翔太(商3)が力投を続け、連勝で国学大から今季初となる勝ち点を奪った。

 先発村川は「(前回の試合ではできなかった)気持ちの面で周りを見てうまく間を取ることができた」と、初回からリズム良く投球した。しかし打撃ではなかなか好機が広がらず、両者にらみ合いが続いた。4回表、小河が失策で出塁すると、泉澤涼太(商4)と松田進(法3)の連続安打で2死満塁と大きな好機を作った。しかしこの回は続く指名打者の古藤誉人(商4)の内野ゴロで無得点に終わった。    試合が動いたのは6回表。先頭打者の新城拓(文3)が死球で出塁すると、続く小河諒(法3)が右中間へ適時二塁打を放ち、1点の先制に成功する。「相手がチェンジアップを投げていたので逆にそれを狙って右方向へ打った」と振り返った。さらに小川拓真(商4)が進塁打で送ると打撃好調の泉澤涼太(商4)の犠飛でさらに1点を追加した。

 援護を受けた村川はその後も自分のリズムを崩さずに力投を続けた。出塁されたときでも「打たれても次を抑えればいいという気持ち」で果敢に攻めの投球を見せた。しかし2点のリードを守って迎えた最終回、村川が国学大の打線に捕まる。この日一番気を付けてきたという上位打者に右中間へ二塁打を浴びると、適時内野安打で1点を返されてしまう。その後の打者を三振に抑えた村川は、2死一、二塁のあわや逆転という状況で、負けじと粘投を続け最後の打者も三振に抑えた。

 連勝で勝ち点を勝ち取った中大。本日先発の村川は自身大学初の完投で、最後に大きくガッツポーズを見せた。「チームの雰囲気はとてもいい」(神里和毅主将・法4)。攻守がかみ合い、チームが一丸となって勝利を飾った。次戦に向けて、勢いを持続したい。

◆コメント 秋田監督 2試合完投で良かった。これで勝ち点が取れたのでまた拓大に全力でぶつかれる。がんばろう、チーム一丸となってやろうという気持ちが出ている

神里主将 素直に勝ててうれしい。まだ順位は下の方なので次を取って、まずは入替戦を回避できるようにしたい

小河 自分はクリーンアップを打っているので今日のようにいい場面で一本打てるようにしていくのと、勝ち点を取ることを目標にしていきたい

泉澤 どうにかしようと思いきりいった。連敗から連勝で調子は上がっていると思うので、1点ずつ取っていくような今日みたいな試合をしたいと思う

村川 状態はすごく良かった。思い通りに投げられたし、特にコントロールはよかった。完投して勝つのはやっぱり違う。うれしい

◆試合結果

中大  000 002 000=2

国学大 000 000 001=1

 

次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対拓大1回戦(4月28日13:00~ 神宮球場)です!

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部