硬式野球部
硬式野球部 東都大学野球春季リーグ戦対国学大1回戦
2015年04月27日
4月22日 神宮球場
救世主登場!打線がつながり今季初勝利
昇格してきた専大に連敗して迎えた国学大戦。泉澤涼太(商4)と保坂淳介(商2)の本塁打などで5点を奪い、これを山手幹(商4)が2失点の完投で守り抜き勝利した。3戦目にして今季初勝利を収めた。
先発の山手は失策で走者を出すものの1、2回を無失点で抑え上々の立ち上がりを見せる。打線は2回裏、先頭の泉澤が左中間への本塁打を放ち欲しかった先制点を奪う。その後も2死二塁としてリーグ戦初打席の保坂が左翼ポール際への2点本塁打で突き放す。
3回表、先頭打者への二塁打と失策でピンチを作ると1死一、三塁から犠飛で1点を返される。その後、2死満塁まで追い込まれるがフルカウントから渾身の直球で見逃し三振に抑えて踏ん張った。
3回裏、新城拓(文3)と小河諒(法3)の連打でチャンスを作ると、前の打席に本塁打を放った泉澤が今度は適時打を打ち1点追加した。
援護をもらい落ち着いてきた山手は、4回から8回まで1安打しか許さず試合の流れを作る。7回裏、この日1番に入った神里和毅主将(法4)が右前打で出塁し、新城が犠打で進めると、小河、小川拓真(商4)の連打でさらに1点を追加する。
しかし勝利目前の9回表、この日最大の山場を迎える。先頭打者からの3連打で1点を返されて、なおも無死二、三塁のピンチを招く。続く打者を一飛、投飛に打ち取り2死とするも四球で同点の走者を出してしまう。一発が出れば逆転の場面を作ってしまう。最後は強めの打球を山手が掴んで投ゴロに仕留めた。9回2失点の完投でエースのプライドを見せた。
今季初勝利で第1戦を取った。「保坂が起爆剤になって、みんな打てた」(神里主将)と振り返る。第2戦も勝利して、連勝で勝ち点を奪いたい。
◆コメント
秋田監督 やっと1勝できた。すんなりとはいかなかったけど明日もこんな感じで勝ちたい。
神里主将 みんな調子が戻ってきている。山手が頑張っていたので勝たせたかった。
泉澤 (本塁打)狙い球を絞っていたわけではないが甘い球が来たので振りぬいた。
保坂 初スタメンだったのでやれることをやっていこうと思った。本塁打はしっかりと振り切った結果
山手 初回から指に掛かったボールが思ったように投げれていたので、調子は良かった。冬に投げ込んだのでスタミナは問題なかった。
◆試合結果 国学大001 000 001=2
中大 031 000 10x=5
次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対国学大2回戦(4月23日10:30~ 神宮球場)です!
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部