硬式野球部
硬式野球部 東都大学野球春季リーグ戦対専大2回戦
2015年04月13日
4月10日 神宮球場
手痛い連敗 開幕カードを落とす苦しいスタートを切る
昨日の晴天とはうって変わり、厚い雲に覆われた神宮球場で迎えた専大との2回戦。序盤に大量失点をし、苦しい展開になってしまう。打線は昨日同様、専大投手陣に抑えられ、1-6で敗戦。今季から1部に上がってきた専大に対し、連敗し勝ち点を落とすという苦しいスタートを切った。
今日の試合は村川翔太(商3)が先発。初回、安打と四球で2死一、二塁のピンチを迎えると、相手の5番に左前適時打を打たれ、あっさりと先制されてしまう。続く2回、先頭打者を簡単に三振に打ち取ったが、8番打者に右翼へ本塁打を浴びてしまう。その後も2点適時三塁打や村川自身の暴投が絡み、この回4失点。村川は2回5失点でマウンドを降りる。
2番手は花城凪都(商2)。花城は走者を出すも要所を抑え、得点を許さない。打線は3回裏、先頭の松田進(法3)が左前打を放ち、出塁する。松田はチャンスを拡大しようと盗塁を試みるが、失敗に終わる。その後、新城拓(文3)が右翼線へ二塁打を放ち、再びチャンスを作るが後続が倒れ、無得点に終わる。
3回から両チーム無得点のまま迎えた5回裏。1死から泉澤涼太(商4)が左中間にリーグ戦自身初の本塁打を放ち、1-5と点差を4点に縮める。直後に松田の今日2本目となる中前打と死球で一、二塁の大きなチャンスを作るが、あと1本が出ず、本塁打の1点でこの回を終えた。6、7回も走者を出すが5回途中から登板したアンダースローの高橋に抑えられ、点差を縮めることができない。一方、花城は7回まで投げ、2安打無失点の好投を見せ、起用に応えた。
8回からは1年生投手で唯一ベンチ入りを果たした伊藤優輔(文1)がリーグ戦初登板。しかし、3つの四球で1死満塁のピンチを招くと一ゴロの間に追加点を奪われてしまう。伊藤は安打を打たれなかったものの、3四球1失点とほろ苦いデビューとなった。9回は昨日に引き続き、鍬原拓也(法2)がマウンドに上がる。安打と失策でピンチになるが先制の適時打を放っている5番打者を中飛に抑え、打線に流れを作る。しかし最終回、中大は三者凡退に終わり万事休す。1-6で敗れ、勝ち点をとることができなかった。
中大は開幕カードを落とし、最悪のスタートとなってしまった。「自分たちの力が足りなかった。残りの4カードをしっかり勝てばいい」と神里和毅主将(法4)。気持ちを切り替え、次のカードの勝ち点を取りに行く。
◆コメント
秋田監督 向こうの方が力が上だった。この結果をきっちり受け止めて練習するしかない
神里主将 自分たちの力が足りなかった。でも気持ち的には切れていなかった。自分たちが普通にやれば負ける相手ではなかった。残りの4カードをしっかり勝てばいい。勝つしかない
松田 昨日は山手さんがあれだけ投げたのに野手がつながらなくて負けてしまい、今日もつながらなかった。まずは切り替えて、次の試合を勝ちにいく
村川 勝って(3回戦に)いい流れを作りたかったが、自分が試合を作れなかったから負けた。球が真ん中付近に集まってしまい、それを狙い打ちされてしまった。申し訳ない。今日の反省を生かして次勝っていきたい
花城 2番手と言われていたので焦りはなかった。今日の投球は自信になった。次もいい投球をして先発できるようにしたい
泉澤 点差もあったので塁に出ようと思い、カウントが3-1になってから真っ直ぐに絞って思い切り打った。それがたまたま上に上がって入った。気持ちは上がってきているので、今日の後半は次につながるいい試合だったと思う
伊藤 高校の時も何回か投げていたが、雰囲気が全く違って緊張してしまった。早くにマウンドを経験できたので、この経験がプラスになるように練習していきたい
◆試合結果 専大140 000 010=6 中大000 010 000=1
次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対国学大1回戦(4月21日13:00~ 神宮球場)です!