硬式野球部
硬式野球部 春季オープン戦対城西大
2015年03月27日
3月23日 中大G
大量得点するも守りきれずに引き分け
冷たい風が吹き時折小雨が降る天候の中、城西大とのオープン戦が行われた。中大は4回に一挙5得点する猛攻を見せたが、6回裏、先発の村川翔太(商3)が同点に追いつかれてしまう。その後も中大の攻撃では、出塁するも勝ち越すことができず、7-7の引き分けに終わった。
この試合先攻の中大は、初回先頭の新城拓(文3)が中前打で出塁すると続く和田丈(商4)の犠打でいきなり好機を作るが、この回は得点できずに終わった。その裏、先発の村川は2本の安打と自らの失策によってピンチを招く。しかし村川の好投と妹尾蓮(経4)のリードでこのピンチを無失点に抑え流れを作った。2回表には先頭の小川拓真(商4)が右前打で出塁すると、後続の泉澤涼太(商4)が右中間へ二塁打を放つ。再び走者を得点圏内に進めたが、決定打が出ずまたも無得点に終わった。
試合が動いたのは4回。中大の攻撃は先頭、神里和毅主将(法4)の四球から始まった。続く小河諒(法3)の右方向への安打と小川の適時三塁打で一気に2点の先制に成功する。後続の泉澤も適時打を放ち好調ぶりを発揮した。その後も飯嶌幹太(商2)と妹尾の連打で好機を作ると四球などでさらに3点を追加。この回は5点の先制に成功した。裏の守備では村川のテンポの良い投球で無失点に抑える。5回、中大は泉澤の左越えの二塁打や松田進(法3)の適時打などでさらに2点を追加。
しかしこの裏、村川が無死からいきなり連打を浴びるとリズムが崩れ始め、続く打者に四球を許して無死満塁のピンチを招く。ここで右方向への適時打を打たれ、1点を失う。さらに死球や連続での適時打で5点を追加され、この回1点差まで迫られることとなった。6回裏には左への安打で出塁を許すと適時犠打で同点となる1点を追加された。
同点のまま迎えた7回裏、マウンドには新入生の伊藤優輔(文1)が向かった。同時に捕手は保坂淳介(商2)へ交代。伊藤は最終回まで四球1つと内野安打1本での出塁は許したものの、4つの三振を奪うなどの好投を見せて試合を締めくくった。攻撃では8回に保坂の二塁打などで好機は作るが決定打が出ずそのまま引き分けることとなった。
4回には打線がつながり、先制となる大量得点にも結びついたが終盤は勝ち越しのための決定打が出ずに終わった。また、守備でも中盤、なかなか良い流れを作ることができない場面があった。春季リーグ戦まで残りわずか。残りのオープン戦で最終調整に入る。
◆試合結果
中 大=000 520 000=7
城西大=000 061 000=7