硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球新人戦決勝対青学大

2014年08月24日

8月24日 神宮球場
接戦を落とし、惜しくも準優勝

決勝戦に先発した在原

 2連勝で決勝に進んだ中大。相手の先発投手を最後まで打ち崩すことができず惜しくも2-3で敗れ、準優勝という結果に終わった。

先発はこの新人戦3連投となる在原一稀(商2)。
「久しぶりの先発だったので試合を作ろうと思った」と初回からテンポよく投げる。しかし3回、一死から相手の8番に初安打を許すと、1番に二死二塁から適時打を許し先制されてしまう。だがこの失点はこの1点だけに抑え、4回まで投げ1失点。先発投手の役割を果たした。

4回裏一死満塁、一時同点となる適時打を打った松田

 援護したい打線は4回、一死から新城拓(商2)、小河諒(法2)、菊池啓太郎(商1)の3連打で一死満塁のチャンスを作ると、6番に入った松田進(法2)が「うまくすくえた」と低めの球をうまく打ち同点適時打とする。このまま勝ち越したかったが、次打者の今村優太(商2)は併殺打に倒れてしまう。
 4回からは安本龍観(商1)が神宮初登板。1回を無失点に抑えリズムを作る。5回からは廣瀬直紀(商2)が同じく神宮初登板を果たすが6回、4番に左翼席に運ばれる本塁打を浴び再びリードされる展開に。
7回からは廣瀬が先頭の6番に与えた四球の走者を一塁に置いた場面で鍬原拓也(法1)が登板。この回を無失点に抑え味方の反撃を待つ。
 攻撃の糸口を掴みたい打線だったが、6回から8回まで三者凡退と走者を出せない苦しい展開が続く。
 すると8回に鍬原がつかまり、4番に今度は適時二塁打を許しリードを2点に広げられてしまう。
 何とか追いつきたい打線は9回、先頭の小河から連打でつなぎ、一死二、三塁のチャンスを作る。今村は内野ゴロだったが、その間に一点を返し1点差に詰め寄り打席には代打の伊勢隼人(法1)。一発が出ればサヨナラの場面だったが三振。惜しくも準優勝となった。
 普段リーグ戦に出ないメンバーが多いなか、「やるべきことをやれば勝てることがわかった」(松田)と自信を持てる結果を残せたことは、秋季リーグ戦にも活きるはずだ。秋季リーグ戦で、今回かなえられなかった「優勝」を目指す。


◆コメント
山田直(文2)
経験豊富な選手が頑張ってくれた結果(が準優勝)だと思う。この時期で神宮で試合できたのは大きいので、リーグ戦に向けていい流れをつくりたい
在原
今まで出れていなかった人も出ることができて貴重な経験だったと思う。これから先もあるのでみんなで頑張りたい
廣瀬
まだ実力不足だということが最近の試合で投げて分かったので、もう一度実力をつけてリーグ戦で投げられるようにしたい
小河
守備はそこそこできていたが、打撃は三者凡退が多くて先頭が出られず簡単にアウトになってしまいダメだった
松田
勝ちたかった。(負けて優勝を逃し)悔しい
安本
人生初の神宮のマウンドに緊張もあったが、抑えることができて良かった



◆試合結果

青学大=001001010=3
中大 =000100001=2


写真・記事:「中大スポーツ」新聞部