硬式野球部
硬式野球部 夏季オープン戦プロ・アマ交流戦 対読売ジャイアンツ
2014年08月19日
先制するも終盤に追いつかれドロー

6回1失点の好投を見せた先発の島袋主将
本日、読売ジャイアンツ球場にて読売ジャイアンツ2軍とのプロ・アマ交流戦が行われた。中大は4回に泉澤涼太(商3)、佐藤匠(文3)の連続適時打で2点を先制すると、6回には小河諒(法2)の適時打で1点を追加し試合を優位に進める。先発の島袋洋奨主将(商4)は6回1失点の好投でリードを守るが、リリーフ陣が8回につかまり同点とされ試合終了。対読売ジャイアンツは3対3で引き分けとなった。
打線は初回、ジャイアンツ先発のメンドーサの前に三者凡退に終わる。続く2回には、二死から佐藤がチーム初安打となる中前打を放ち出塁するも後続が倒れ得点には至らなかった。3回は三者凡退に終わり序盤は主導権を手にすることができなかった。
先発は左腕・島袋主将。初回、先頭打者にヒットを許すも、後続を併殺と三振に抑え切り抜けると、2回には三者凡退に抑え完璧な立ち上がりを見せた。3回、四球と安打で走者を出すと犠打で1死二、三塁とされてしまう。一打先制のピンチだったが、後続を断ち序盤の相手打線に先制点を許さなかった。

4回、先制の適時三塁打を放つ泉澤
試合が動いたのは4回、二死走者なしから小河が中前打で出塁すると、泉澤が右翼線に適時三塁打を放ち先制に成功する。そして二死三塁の場面で佐藤が二遊間を割る適時打を放ち、この回2点を先制する。
援護をもらった島袋主将は直後の4回、相手打線の反撃を浴びる。四死球と安打で1死満塁のピンチを背負うと、続く打者に中堅への犠飛を許し1点を返されてしまう。なおも2死二、三塁とピンチは続くが、後続を内野ゴロに仕留めリードを守った。
4回に先制を手にした打線は6回、先頭の神里和毅(法3)が相手の失策で出塁すると、続く小河が右中間を割る適時二塁打を放ち再び点差を2に離した。
島袋主将は5回に二死満塁、6回には二死二、三塁のピンチを招くが要所を締めた投球で追撃を許さず。6回を投げ抜き1失点でマウンドを降りた。
終盤の7回のマウンドに上がったのは右腕・上田晃平(文4)。上田は2つの四球と安打で1死満塁とするが、後続から2連続三振を奪い無失点で切り抜けた。

6回、適時二塁打を放つ小河
終盤、追加点をあげたい打線だったが、7回は三者凡退に終わる。8回には一死から小河が右中間に三塁打を放ち好機をつくるが、後続の一本が出ず、相手の継投の前に得点することができない。
3対1と2点リードで迎えた8回、上田が先頭打者に四球を与え降板。3番手として左腕の村川翔太(商2)がマウンドに登る。村川は凡打で2死を取るも安打を許し2死一、二塁とすると、次打者の打球を味方が失策し1点を失ってしまう。なおも二死二、三塁のピンチの場面で、続く打者に適時打を浴び同点に追いつかれてしまう。
同点に追いつかれ迎えた最終回、勝ち越しを狙う打線は1死から金子大喜(文4)が四球を選び出塁するも、後続が続かず。3対3のまま、最終回の守備に入る。
最終回、マウンドに登ったのは石垣永悟(商4)。石垣は1死から安打を許すも、後続を凡打に打ち取り試合終了。勝敗はつかず、3対3で引き分けとなった。
投手陣は被安打12で3失点と要所を締めた。一方の打線も長打生んだチャンスを得点に絡ませることができ、投打ともに収穫の多い試合となった。
◆試合結果
中 大=000201000=3
巨 人=000100020=3
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部