硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球春季リーグ対拓大1回戦

2014年04月30日

集中打を浴び敗北。初戦を落とす。

初回に先頭打者本塁打を放った羽山

 4月29日、祝日ということもあり多くの観客が神宮球場に足を運んだ中で拓大1回戦が行われた。初回に先制した中大だったが2回に集中打を浴び逆転されると、最後まで追いつけず2-5で敗北した。この日は秋田秀幸監督の誕生日だったが勝利で飾ることができなかった。

 中大の先発はリリーフでの好投が光り今季すでに3勝をあげている石垣永悟(商4)。初回にいきなり2死一、二塁のピンチを迎えるが内野ゴロに打ち取り無失点の立ち上がりを見せる。

 初回の攻撃、先頭打者の羽山弘起(商4)が左越え本塁打を放ち先制する。

 しかし2回、石垣は連打と四球で1死満塁とされると、1番に中前適時打を打たれ同点とされる。ここで中大はマウンドに在原一稀(商2)を送る。2死までこぎつけるも、拓大の3番に走者一掃の適時二塁打を打たれ一挙に3点を失う。

 反撃に出たい中大だったが相手の先発投手を捉えられず無得点が続く。

 6回からは今季不調の続く島袋洋奨主将(商4)が登板する。先頭打者に四球をだしたものの2回無失点3奪三振と結果を残し打線の援護を待つ。

リーグ戦初登板で好投した鍬原

 なんとか追いつきたい打線は7回、1死から神里和毅(法3)が内野安打で出塁する。本日5番の小河諒(法2)が適時二塁打を打ち1点を返す。本塁への送球の間に三進して1死三塁とチャンスは続く。しかし後続が打ち取られてしまう。

 8回は山手幹(商3)がマウンドへ。先頭打者に出塁されると犠打で得点圏に走者を進められる。ここで前進守備を敷いていた外野の頭を越える適時三塁打を打たれ突き放されてしまう。

 9回には鍬原拓也(法1)がリーグ戦初登板を果たす。「楽しく投げることができた。」と語るように、140キロ代後半の直球を連発し三者凡退に抑えた。今後に期待の持てる神宮デビューを飾った。

 最後の攻撃。先頭の福田将儀(商4)が出塁するも後続が続かず無得点。2-5で敗戦を喫した。
◆コメント

秋田監督
相手の先発を捉えることができなかった。鍬原はいいピッチングだった。島袋は少しずつ良くなっている。

島袋主将
指のかかりを意識して投げた。少しずつよくなっている。

羽山
まっすぐを狙っていた。3安打と状態がいいので積極的に振っていきたい。

小河
ストレートに絞っていた。調子はいいと思う。明日からは1試合も落とさないよう頑張る。

石垣
リリーフのときより思い切りがなかった。明日以降は気持ちで戦う。

鍬原
イニングが始まる前に監督やチームメイトが声をかけてくれたので緊張はなかった。今日はボールが高めに浮いてしまったので低めに意識して投げたい。



◆試合結果
拓大040000010=5
中大100000100=2

次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対拓大2回戦(4/30 10:30~ 神宮球場)です!



写真・記事:「中大スポーツ」新聞部