硬式野球部

硬式野球部 東都大学野球春季リーグ戦対亜大2回戦

2014年04月08日

全員野球で逆転!亜大に3年ぶりの勝利!!

不調の島袋のもとへ駆け寄り、言葉をかける秋田監督。

 第1戦を落とし後のない中大。しかし打線のつながりと小刻みな投手リレーで6-3と勝利を収めた。亜大に東都リーグ戦で勝ったのは実に3年ぶりであり、選手からは笑顔がこぼれた。
 先発のマウンドを託されたのは島袋洋奨主将(商4)。1回は走者を出すもののなんとか無失点で切り抜ける。しかし2回、制球が定まらず1死から5連続四死球で2点を失ってしまう。ここで中大は村川翔太(商2)に交代する。犠飛を打たれたがなんとか1失点に抑えた。
 打線は走者こそ出すが、4回までに3つの併殺打でなかなか得点を奪えない。

5回に適時打を打った神里

 しかし5回表、ついに打線がつながる。先頭の佐藤匠(文3)の安打を足がかりに、1死一、二塁から新城拓(文2)の適時打、羽山弘起(商4)の犠飛で2点をあげる。そして2死一、三塁から神里和毅(法3)の適時打でついに同点に追いつく。
 

決勝点となる適時打を打った小川

 5回裏からは石垣永悟(商4)が登板する。「自信を持って投げれた」と好投を続け反撃を待つ。
 6回7回はともに得点できず、終盤までもつれる試合になった。
 そして8回表、先頭の羽山から神里、小川拓真(商3)の3連打でついに勝ち越す。また、1死満塁から代打の金子大喜(文4)が犠飛を放ち追加点をあげた。

好投を見せ、勝利を手繰り寄せた石垣

 8回裏、一層気合の入った石垣は三者凡退に抑える。
 9回表にも、失策で出た走者を進めたあと、羽山の適時二塁打で貴重な1点を加える。
 しかし9回裏中大にピンチが訪れる。「勝ちを意識してしまった」と石垣が2者連続で四球を出してしまい無死一、二塁となってしまう。
   ここで在原一稀(商2)に交代する。犠打で一死とるものの、続く打者に四球を与えてしまい一死満塁と本塁打でサヨナラ負けのピンチを迎える。在原に代え、川口貴信(法4)をマウンドに送りなんとか逃げ切りを図る。代打を出し逆転を狙ってきた亜大だったが、川口の力投で三振に抑え2死をとる。最後は二飛で中大は勝利を挙げた。
 第2戦に勝利した中大。勝ち点を取るためにチーム全員で第3戦に臨む。開幕カードから、熾烈な戦いが繰り広げられている。

◆コメント

秋田監督
ナイスゲームだった。今日は「最後まであきらめない」ということでやった結果だった。島袋が不調だったけどみんなが挽回してくれた。明日頑張って勝ち点を取る。

島袋主将
情けない。気持ちを切り替えて頑張る。

佐藤
(3安打)直球を待っていた。ストライクに来たらとにかく振ろうと心がけた。

小川
(8回)直球に絞って初球から狙っていった。体勢は崩されたけど気持ちで打ったらいい結果につながった。
明日は4番としてチームに貢献したい。

羽山
(3安打)いいところで打てた。島袋に黒星をつけたくなかったというみんなの思いが勝ちにつながったと思う。

石垣
(ピッチングについて)9回がよくなかった。ああいう場面でしっかり抑えられるようにしたい。


(投手陣)みんな気持ちの入った球だった。強気のリードを心がけた。

神里
逆方向へのバッティングを心がけていて、それが結果につながった。
力みすぎず軽く打つ気持ちで打っている。


◆試合結果
中大000030021=6
亜大030000000=3
次の試合は東都大学野球春季リーグ戦対亜大3回戦(4/9 10:30~ 神宮球場)です!


写真・記事:「中大スポーツ」新聞部