硬式庭球部

硬式庭球部・関東学生トーナメント大会5日目

2016年05月07日

5月5日 有明テニスの森

大和田大逆転ストレート勝ち ベスト4入り

 5日目を迎えた関東学生トーナメント大会(=通称春関)。本日は男子シングルス準々決勝が行われ、前日にベスト8入りを決めた大和田秀俊(法3)が登場した。第1シードの諱(明大)を倒し、勢いづく加藤(亜大)と対戦。苦戦しながらもストレートで破り、自身初の学生大会ベスト4進出を決めた。

▲バックハンドでリターンする大和田

 春関期間、毎試合気がかりだった第2セットの立ち上がりの悪さは、今日も断ち切れず。第1セットをあっという間に取りきると「今日は序盤を意識」しながら第2セットへ。だが気が付けばゲームカウントは1-4。あまりの差に、「正直、第2セットは諦めちゃおうかとも思った」

 そんな中で手にした第6ゲーム、2度目のブレイクポイントが大和田に火を付けた。続く第7ゲームをキープすると「3-4まで追い上げて、勝ちが見えてきた」。勢いづき始める大和田と対照的に、加藤の足が止まり始め「自分が踏ん張れたら勝てる」と確信。普段は怖いからと引いてしまうリターンも、積極的に前へ。第9ゲームから一気に4ゲームを取りきり、逆転ストレート勝ちを収めた。

▲応援席にむけてガッツポーズをしてみせた

 大和田にとって自身初となる学生大会ベスト4入り。そんな結果に「うれしい…というよりも、楽しかった」と、試合中こわばらせていた表情がほどけた。準決勝には昨年の同大会で8強入りの逸崎(慶大)が待ち構える。「実力ある相手だが、楽しめたらいい」と笑顔を見せつつ「まだ満足はできない」と、決勝進出への意欲を燃やす。

◆試合結果

▼男子シングルス準々決勝

○大和田2-0加藤  (6-4、7-5)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部