「僕たちの代は小粒揃い。４年間は早かった。いま振り返るとあっという間。一般生で入学してきて、初めのうちはセレクションの全国上位の人たちとやれることが嬉しかった。みんなの背中に追いつけるように努力していたら２年生で使われるようになった。戦績は出てないですけど使ってもらえた。やりきった、充実した４年間だった。１年生の時の仕事は楽しかったです、このあいだ行った旅行も楽しかったけど（笑い） あの頃はしんどかったけど充実してた。後輩へ、最後に後悔しても遅い。後悔しないように全力で。４年間やりたいようにやって過ごしてほしい」
須田昌賢（法４＝共愛学園・群馬）
苦しい時期を乗り越え 入替戦で有終の美
「苦しかったです。高校時代の成績は一番でセレクションで入って、１年生の時はそれなりに結果を出せたが、２年目からは思うように勝てなかった。起用に応えられない時間がずっと続いていたので、苦しかった。ただこの入替戦、最後の最後で力になれたと感じている。４年間楽しかった。同期が優しくて面白くて仲が良いとよく言われるが、同期がいなかったら、大好きなテニスも続けられたかなと思う。北澤監督には親切に使ってくれてありがとうございます！応援してくれてありがとう！ずっと我慢強く使ってくれて、本当に感謝しています」
岡本尚也（文４＝名古屋経済大市邨・愛知）
挫折を知った岡本は強い コート外から味方を鼓舞
「２年次からリーグに出させてもらって、３年次はメンバーだったんですけど、出れなくて。今４年生になって、メンバーにも入れなかった。もうちょっと頑張りたかったっていうのが本音ですね。他のセレク生の杉浦、須田、小坂、一般で入った武内がこんなに頑張っているのに、自分がコートの外から応援っていうのは寂しい気持ちもあった。テニスはもちろん楽しかったし、同期が多かった分、試合の後同期で飲み行ったりとか。同期との時間が一番楽しかった。僕自身はいじられたりとか、笑いの中心にいる存在でもあったと思います。その中でも、テニスに悩んでしまった時は相談に乗ってくれたりとか、頼り甲斐がある同期でした。(４年間を一言で)難しいなぁ〜。なんだかんだ充実してたんで、充実、で」
葛西礼央奈（経４＝清風・大坂）
愛されたいじられキャラ 主務として大きく貢献
「最後１部残留を決めることができて純粋にうれしい。下級生にタスキを渡せた。波乱万丈な４年間で選手として出場することはなかったが、自分なりにいじられキャラとして確立できて、雰囲気作りで貢献することができ、チームを盛り上げることができた。中大硬式庭球部は自分の素をそのまま出せる場。社会に出てもこの４年間は大事だったから、それを生かして頑張ろう！これからどんどん中大はレベルが上がっていくと思う。全体でレベルアップし王座を狙ってほしい」
平井綾悟（商４＝札幌日大・北海道）
北の大地から東京へ 仲間と共に成長
「14年間のテニス人生の中で１番楽しい４年間だった。北海道から東京に来て一人暮らしだったが、仲間とともに成長できたと思う。一言では言えないが、掛け替えのないものだった。部活をやってきて良かった。この同期で良かった。西條を中心に１部リーグ優勝を目指して王座に出場してもらいたい」
石尾崚（商４＝中大杉並・東京）
盛り上げ任せろ 中大の応援団長
「応援団長として盛り上げることができた。４年間は濃く、充実していた。自分自身は中央大学杉並高校出身の内部生。セレクションの人と比べて厳しい環境でやってきたわけでもなかったので、衝撃的なこともたくさんあった。その中で返ってくる喜びや感動は忘れられない。中大硬式庭球部は自分の身をさらけ出せる家族のような存在。９人同期がいるが辞めず目標を持ちやれたことは誇れる。メンバーに支えられてきたので本当に感謝している。下級生は王座に向けて絶対にやっていけるメンバー。これからもOBとして本当に応援します」
中谷広（経４＝中大附・東京）
※アトランタへ留学中のため、コメント貰えず
長尾琴美（商４＝朝倉・福岡）
チームを明るく照らすマネージャー
「３年生の時に入部したけど、入って一年も経ってない感覚。あっという間でした。大学生活、部活が90%くらい。楽しかった。夏休みに入る前までは、あんまり貢献できず悔しさもありました。同期のみんない対してはいまだに緊張(笑い) あとから入ったから、先輩のような感じです。みんな根は真面目。大人っぽくて、いつまでも先輩。強い下級生がいっぱいいるから、これから期待しかないです。来年も楽しみにしてます。頑張ってください！」
鈴木里実（経４＝川口北・埼玉）
短くとも濃いマネ生活 かけがえのないものに
「一部員として１部残留のサポートができて本当に良かった。４年生からの途中入部で当初は悪い影響が出るかもしれないと思ったが、時が経つにつれてみんなといいコミュニケーションが取れた。大学生活の中で一番濃い時間を過ごせた。同期と思ってくれて本当にありがとう！」
今年度も取材のご協力、ありがとうございました。
