硬式庭球部

硬式庭球部 関東学生トーナメント大会3日目

2015年05月07日

5月6日 有明テニスの森公園

小坂・杉浦ペアがベスト16進出!

 春関もいよいよ3日目に突入し、シングルス、ダブルス共にベスト16を懸けた戦いが行われた。ダブルスでは小坂絢太(商4)・杉浦勝貴主将(経4)ペアがストレート勝ち。しかしシングルス唯一生き残りの大和田秀俊(法2)は3回戦で、ダブルスの他2ペアは2回戦で姿を消してしまった。

 

▲ガッツポーズする小坂(右)と杉浦

 勝てばインカレシングルス本直(予選免除)と、シードの小坂・杉浦主将ペアが初戦に臨んだ。「いい緊張感で高い集中力を持ってやれた」(杉浦主将)。第1セットは先に松浦・桑原ペア(上武大)にブレイクを許すも、落ち着いた試合運びですかさずブレイクバック。6-4でこのセットを取る。第2セットではゲームカウント3-3の第7ゲーム、相手サービスゲームで15-40から杉浦主将が見事なリターンエース。ブレイクアップに成功し、第2セットも6-4で取りセットカウント2-0で勝利した。要所でピンチも招いたが小坂は「危ない場面もあったが、取りこぼさなくて良かった」と安堵の表情。昨日共にシングルスで2回戦敗退を喫したが「気持ち的には切り替えられた」(杉浦)と引きずらなかった。次戦は強敵の大友・杉本ペア(法大)。「立場的にはチャレンジャーだがポジティブに、思い切っていく」(小坂)。目標の春関優勝へ、最上級生コンビが躍動した。

▲ストロークを放つ大和田(右)と山佐

 唯一シングルス3回戦に進出した大和田は「攻守ともに中途半端にやってしまった」と持ち味を発揮することができず、3-6、0-6で昨年に続くベスト16入りを逃した。「試合の準備が全然できていなかった」と大和田。昨年度リーグ戦で第1シングルスを務めた2年生エースは、8月に行われるインカレでも上位進出が期待される。すでに昨日の勝利でインカレ出場を決めたが「これで決められなかったらお話にならない」と課題が残った2回目の春関だった。  またダブルスでは山佐輝(法1)と組み優勝候補の今井・河野ペア(早大)に挑んだ。「試合の入りで相手の油断に突け込もうと思っていた」(山佐)。しかし結果は「全然歯が立たなかった」(大和田)と0-6、1-6の完敗。共にシングルスメインの1、2年生コンビは「普段練習でダブルスをやっているわけでもなく、まだかみ合っていない」(大和田)と力の差が出てしまった。

▲シードとして今大会に臨んだ古田・西條ペア

 同じくシードの古田海人(商3)・西條一真(商3)ペアも本日が初戦。「『しっかりシードを守らなければいけない』と、思い切りいけなかった」(古田)。2月の新進でベスト8に進んだペアだったが、この日は秋山・宮脇ペア(亜大)に3-6、4-6でストレート負けに終わった。まさかの結果に西條は「戦い方をもう一回見直して、自分のいいところを出してやっていかなきゃいけない」と厳しい表情を見せた。

◆試合結果 シングルス3回戦 ●大和田 0(3ー6、0ー6)2 ○長田

ダブルス2回戦 ○小坂・杉浦 2(6ー4、6ー4)0 ●松浦・桑原(上武大) ●古田・西條 0(3ー6、4ー6)2 ○秋山・宮脇(亜大) ●大和田・山佐 0(0ー6、1ー6)2 ○今井・河野(早大)