硬式庭球部

硬式庭球部 関東学生新進テニス選手権大会 シングルス3回戦・ダブルス2回戦

2015年02月17日

2月16日 明大テニスコート

西條・古田ペア、8強へ

 7日間にわたり行われる新進本選も今日で4日目。本日はダブルス2回戦とシングルス3回戦、それぞれベスト8を懸けた試合が行われた。シングルスでは、中大勢唯一の勝ち残りとして期待された古田海人(商2)が敗退。ダブルスでは武内直人(商3)・須田昌賢(法3)ペアが今大会第1シードの相手ペアに完敗した。西條一真(商2)・古田ペアは接戦をものにし、準々決勝進出を決めた。

 

 古田は津島(駒大)と対戦。第1セット、1-1で迎えた第3ゲームで相手のサービスゲームをブレイクする。ストロークも深い位置に集まり、ペースを握るかと思われた。しかしそこから「完全に相手のペースに持ってかれた」と古田。そこから1ゲームも奪えず、第1セットを2-6で落とした。第2セットも悪い流れを止めることができず1-6で試合終了。セットカウント0-2で古田の3回戦敗退が決まった。ベスト16という結果に「もっといけた。ベスト4までは行きたかった」(古田)と悔しさを滲ませた。

 武内・須田ペアの対戦相手は、今大会第1シードの澁田・西脇ペア(明大)。「入りは悪くなかった」(須田)と第1セット、0-2の第3ゲームで相手のミスに乗じ、ブレイクバックに成功する。しかし相手はすかさず第4ゲームでラブゲームブレイク。第1シードの実力を見せつけられ、第1セットを3-6で相手に譲る。第2セットも第4ゲームまで相手の力強いストローク、サーブに対応する。2-2となった第5ゲーム、リターンにミスが目立ち、サービスゲームをブレイクされる。その後も相手は確実な試合運びを見せる。第2セットも3-6で奪われ、セットカウント0-2で敗退した。腰の怪我により、実践不足が懸念された武内は「(実力の)差はあったが、勝てないこともなかった」と振り返った。須田も「サーブリターンの差が出た。簡単なミスで(相手を)調子づかせてしまった」と敗因を語った。

 西條・古田ペアは松浦・桑原ペア(上武大)と対戦。第3ゲームをジュースの末、ブレイクに成功。「調子が良かった」(西條)というサービスで着実に得点を積み重ねていく。しかし5-4で迎えた第10ゲームをブレイクされ、第1セットはタイブレークへ。きわどい判定を巡り試合が一時中断する場面もあったが、4-3から相手のダブルフォルトでミニブレイクに成功。7-4でタイブレークを制し、第1セットを獲得した。第2セットも「要所要所で向こうのミスに助けられた」(西條)と運も味方し、終始ペースを握った。6-3で第2セットを獲得し、セットカウント2-0で試合終了。ベスト8入りを果たした。シングルスとの連戦となった古田は「(敗退したシングルスから)切り替えられた。疲れもあり動きもあまり良くなかったので、明日までにちゃんとケアしたい」と次戦を見据えた。

◆試合結果

シングルス3回戦
●古田 0(2ー6、1ー6)2 ◯津島(駒大)

ダブルス2回戦
●武内・須田 0(3ー6、3ー6)2 ◯澁田・西脇(明大)
◯西條・古田 2(7ー6(4)、6ー3)0 ●松浦・桑原(上武大)