硬式庭球部

硬式庭球部 関東大学対抗テニス選手権大会決勝トーナメント準決勝

2015年01月23日

12月13日 亜大テニスコート

王者に完敗

 全日本学生室内テニス選手権大会(インカレインドア)を挟んで、秋季リーグ準決勝が行われた。相手は王座10連覇中の王者早大。中大Aチームは大和田秀俊(法1)を海外遠征で欠く中で、高校時代からトップレベルの成績を残す選手たちが集まる強豪に対した。

 シングルス、第3シングルスでは松浦優太(法2)がこのリーグ戦でシングルスとして初出場。持ち味の粘りに、ポイントが欲しいところで攻めるテニスで対抗した。それでも相手とのストロークでは強打に押し負ける場面が見られるなど、終始相手に主導権を握られる展開。第1セットを3-6で落とすと、第2セットはペースを上げた相手に引き離され1-6で連続でセットを落とし敗れてしまった。  岡本尚也(文3)は第2シングルスでインカレインドアベスト8の松崎と対戦。力のあるストロークで押される展開が続き、第1セットは1ゲームもとることができず。第2セットも流れはかえられずに1-6で落としてしまう。試合後「どうやって点を取りに行くか考えているうちにやられてしまった」と話した。  そして第1シングルスは大和田に代わって2回戦同様に武内直人(商3)が出場した。相手はインカレインドア準優勝の栗林。強打が持ち味の武内だが相手は更に上であった。どんなボールにも下がらずにコースへストロークをし対応する相手にポイントを積み重ねられていく。第2セットに入ると相手が一段ギアをあげる。結果1-6、0-6で敗れた。

 シングルスで3つ落とし、準決勝敗退が決まってしまった中大。一つでも勝利するべくダブルスで巻き返しを狙った。  第1ダブルス、杉浦勝貴主将(経3)と小坂絢太(商3)が久しぶりのダブルスを組み試合に挑んだ。その前に現在シングルス、ダブルス共にランキング1位の今井が立ちふさがる。勝利が決まった状況の中でも甘いボールを逃さずに、中大サービスゲームではリターンエースを決めるなど気合の入ったプレーをされる。中大ペアもいいプレーを見せるがそれを上回る内容をされ敗れてしまう。  残された第2ダブルス。古田海人(商2)・西條一真(商2)のインカレ出場ダブルスが出場。しかしここも相手に押される試合になる。インカ準優勝の梶がその実力を見せ、思い切ったプレーが持ち味の二人を波に乗らせない。3-6、1-6で試合終了。結果的に1試合も勝利することができず準決勝敗退になった。

 ここまで好調を維持してきた中大であったが、今井・栗林といった学生トップクラスの選手たち相手になすすべがなく負けてしまった。インカレなどの個人戦では今年結果を残した中大だが団体戦では全体の底上げが求められるだろう。この結果を受けて3位決定戦は亜大Aに敗れた慶大Aと行うことになった。

◆試合結果

●中大A 0-5 ○早大A

【シングルス】
NO1:武内 0(1-6、0-6)2 栗林
NO2:岡本 0(0-6、1-6)2 松崎
NO3:松浦 0(3-6、1-6)2 岩崎

【ダブルス】
NO1:小坂・杉浦 0(3-6、1-6)2 今井・村松
NO2:古田・西條 0(3-6、1-6)2 梶・小堀