硬式庭球部

硬式庭球部 関東大学対抗テニス選手権大会決勝トーナメント2回戦中大A対中大B

2014年11月27日

11月23日 中大テニスコート

注目の中大対決 Aチームが制した

 決勝トーナメント2回戦は中大A対中大Bの中大対決となった。実力の拮抗する中大対決は、4-1でAチームが制した。  第1シングルスにはAから武内直人(商3)、Bから平井綾悟(商3)が出場。第1セットは武内が6-2でセットを奪う。第2セットは第1セットを奪われた平井がセットを奪い返すべく奮闘、ゲームを取り合う形となったが、攻撃の手を緩めなかった武内が第2セットもものにし、6-2、6-4のストレート勝ちを決め、Aチームに最初の勝ち点を入れた。  第2シングルスはAチームから前日の東大戦でのフルセット戦に勝利した小坂絢太(商3)、Bチームから菱田亘槻(経1)が出場。小坂のミスが目立ち、菱田にブレイクを許し、3-6、2-6で菱田が勝利を収めた。  第3シングルス、Aチームはダブルスでの活躍が見受けられた西條一真(商2)、Bチームからは葛西礼央奈(経3)がそれぞれ出場。第1セットはこの秋季リーグで未だ負けなしで勢いづいている西條が、葛西に1ゲームも譲らず6-0でセットを先取。第2セットは葛西も西條も一歩も引かず、ストローク戦が続き、ゲームをキープしあう。ゲームは12ゲーム目に突入。これをものにした葛西が接戦の第2セットを獲得した。第3セットは勢いを取り戻した西條が再び6-0でセットを獲得、2-1で西條の勝利となった。

 ダブルスは第1ダブルスにAチームから岡本尚也(文3)、古田海人(商2)が、Bチームから須田昌賢(法3)、西野目敏貴(文1)が出場。岡本、古田、須田、西野目はそれぞれ前日の試合に勝利、各々が調子を上げている中での接戦となった。第1セットは岡本・古田ペアがリードする展開となり6-3でAチームが1セット先取。しかし第2セットは1ゲーム目を奪った須田・西野目ペアがゲームを引っ張る。第3ゲームから連続でゲームを奪うと、そのままリードし2-6で、Bチームが第2ゲームを獲得。第3ゲームは互いにゲームを取りあうも、最後は岡本・古田ペアが意地の勝利を決めた。 第2ダブルスは、中谷広(経3)・玉城翔平(文1)がBチームから、松浦優太(法2)・豊泉淳也(経1)がAチームから出場した。松浦・豊泉ペアは前日の試合でみせた息の合ったプレーでBチームを圧倒。強気なサーブで、試合の流れを引き寄せ、6-0、6-0でストレート勝ちを決めた。

 ここまでBチームの主将としてチームをを率いてきた須田は、同じ中大のAチームに敗北したことを受けて「大事なところで引いてしまう気持ちが出てきてしまったと思います。勝てるという気持ちを持って試合に臨むことが大事」と語った。今回敗退したBチームのメンバーも今後の試合での活躍が期待される。今後は技術面、また気持ちの面でもワンランク上を目指し試合に臨む。 そしてAチームはベスト4への進出が決まった。前年を上回る成績を目指し、半月後の準決勝、さらには決勝戦に向け課題が見えた一戦となった。

◆試合結果

○中大A 4-1 ●中大B

【シングルス】 NO1:武内 2(6-2、6-4)0 平井 NO2:小坂 0(3-6、2-6)2 菱田 NO3:西條 2(6-0、5-7、6-0)1 葛西

【ダブルス】 NO1:岡本・古田 2(6-3、2-6、6-4)1 須田・西野目 NO2:松浦・豊泉 2(6-0、6-0)0 中谷・玉城