硬式庭球部

連載41回・硬式庭球部

2014年10月09日

連載第41回は硬式庭球部です!

 9月2日からリーグ5戦を戦い抜き、9月20日の入替戦に勝利して1部残留を決めた硬式庭球部。チームの主力だった4年生が引退し、新体制となった今、杉浦勝貴主将(経3)、西條一真(商2)、大和田秀俊(法1)に、テニスのことから普段のことまで、いろいろなお話を伺いました。
―テニスを始めたきっかけは
杉浦「父親がずっとテニスをしていて、僕も小さいころからずっとテニスをしていました。テニスクラブに入ったのは、小学校2年生の時です」
西條「スポーツをやりたいと思っていたころにテニスクラブが近所にできて。サッカーと水泳もやっていたのですが、小学校2年生からテニスをし始めて、それから2年くらいでテニス1本になりました」
大和田「父親がテニスをしていて、それが大きかったですね。小学校2年生の終わりからやっています。家の近くにたくさんテニスコートがあったし、近所のインドアスクールにも通っていました」

―中大を選んだ理由は
杉浦「高校のころ、全日本ジュニアに出場できなくて、行きたかった大学にも行けなくなってしまって。その後インターハイ前に(中大に)練習に来てみて、雰囲気もいいなと感じました。それでいいな、と思っていた時に声をかけていただいたので」
西條「僕は高2の冬と高3の春に1度ずつ練習に参加させてもらって。その時に、コーチのいない、選手主体の自主性を尊重した練習メニューだったり、考えて行動するというところがいいかな、と思いました」
大和田「高校卒業してプロになるという道だったり、いろいろ迷ったのですが、最後で選手権に出られなくなってしまって、大学に行こうという考えになりました。月村隼人コーチだったり、月村拓馬(経4)さんだったりとか、小さいころから僕のことを知ってくれていて、お兄さんのような存在で心強いと思いました」

―実際、中大の練習の雰囲気は
杉浦「しっかりやっているんですけど、その中に明るさや楽しさがありますね。堅苦しくなく、自由にできるかな、と」

リーグ戦で奮闘した西條

―オフの日はどのように過ごしていますか
杉浦「僕は寮で生活しているのですが、寮で1日疲れを取るために過ごすこともあれば、出かけることもあります。ぱーっと(笑)」
西條「僕は1人暮らしですが、疲れていたらゆっくり自分の家で過ごします。疲れていなければ、遊びます(笑)。授業までは練習もしたりします」
大和田「寝るのが大好きなんです。あとは、友達と遊んだり、疲れたら休んだり。休みには個人の試合も入っていたりして。リーグの後の2週間のオフも、半分は長野で試合に出てました。逆に、みんなが部活をしているときに試合をしていて、その分のオフをもらうこともありますね」

―勉強との両立は
杉浦「一応単位は取れてるんで、ほとんどの部員が協力し合って、両立しています」
西條「僕は、指定校で入っているので、文武両道を前提に学校も推してくれたので、後輩のためにも、なんとか単位を取っています」
大和田「単位はどうにか取れているんですけれど、たくさんの試合で授業に出られなかったりするので、先生に理解してもらうのが大変ですね」

―部内での流行は
杉浦「葛西(礼央奈・経3)いじりとかですかね(笑)あとは携帯ゲームのモンスターストライクですかね、みんなやたらとやっています」

―ムードメーカーは
杉浦「武内(直人・商3)とかですかね」
西條「ゆくゆく僕がムードメーカーになります、これから」

新進優勝経験を持つ杉浦主将

―新主将の杉浦さんはどんな方ですか
西條「テニスに対して真面目です。私生活はとても優しくしてもらっています」
大和田「実力もあって、とてもストイック。しっかりとリードしていってくれると思います」

―引退した4年生については
杉浦「個性が強かったです。みんなテニスが好きで、強かったですね。いつもおちゃらけていましたけど、やるときは本当に頼りがいがあって、頼りにしていました」
西條「部活のことで分からないことがあった時には厳しく言ってくれて、そして優しくしてもらって、頼りにしていました」
大和田「(鈴木)大介(法4)さんのいたエースの位置に僕が入って。それでもすごく応援してくれて。そういう面でも僕が頑張らなくてはと思いました。4年生はとても心強い先輩でした」

―西條さんに質問で、インカレという舞台は
西條「やっぱり雰囲気が関東の大会とは違いました。僕にとってはやりやすかったですね。(初のインカレで)捨てるものがなかったというのもありますし」

―杉浦さんに質問で、理想の主将像は
杉浦「僕が1年生の時の4年生のキャプテンのような、練習姿勢とか、テニスに対する姿勢で部員を引っ張っていくという形。自分から盛り上げていきたい。テニスに対する姿勢で引っ張っていきたいですね。口で言うのがあんまり得意じゃないんで」

 

これからの活躍が期待される大和田

―大和田さんに質問で、自分のプレースタイルについては
大和田「攻撃ですね。引いちゃうとよくないんで、常に下がらないという意識でやっています。球の速さには自信があるんで。大学に入ってから、我慢するというか、しっかり守ることで攻めるということを学びました。でもやっぱり僕のスタイルは攻撃ですね」

―今後の目標は
杉浦「個人的には、シングルスとダブルスの両方でインカレに行きたいですね。王座を狙います」
西條「まだシングルスではインカレ本戦にあがれてないんで、来年のインカレはシングルス、ダブルスでインカレ本戦目指して、リーグ戦は個人として出場するなら、全勝目指します」
大和田「高校3年から目標にしている全日本選手権というものがあります。10月の終わりからあるのですが、僕が重きを置いてきた大会です。ずっと頑張ってきたので、まずはレベルが高いですけどここで本戦に上がって、暴れられたらいいなと。これが近い目標です。そして来年のインカレは、2年ではあるけれど優勝を狙っていきます」
新チームとなった硬式庭球部は10月18日から始まる秋季リーグに向けて練習中です。
改めてこれからの抱負などをお伺いすることができました!

お忙しい中取材を引き受けてくださった硬式庭球部の選手の方々、本当にありがとうございました。
硬式庭球部の公式サイト(http://www.chuo-tennis.com)もあわせてご覧ください!
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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部