硬式庭球部

硬式庭球部 関東大学テニスリーグ対早大戦

2014年09月04日

9月3日 有明テニスの森
強敵相手に奮闘するも敗北
 リーグ2日目は昨年度リーグ優勝という戦績を収めている早大との対決となった。

 先に行われたダブルスには、鈴木大介(法4)・小坂絢太(商3)ペアが第1ダブルスで出場。対戦相手はインカレ優勝の今井・古田ペア。粘り強く挑むも、3‐6、2‐6で敗北を喫した。第2ダブルスでは、関東学生新進テニス選手権大会優勝の月村拓馬(経4)・杉浦勝貴(経3)ペアがインカレ準優勝の岡村・梶ペアと対戦。こちらもしぶとく戦ったが、一歩及ばず3‐6、3‐6で相手に勝ちを許した。第3シングルスのの古田海人(商2)・西條一馬(商2)ペアも、根気強く戦ったが2‐6、3‐6で敗北した。

中川航主将(法4)は、「認めたくはないですが、格上の相手。ダブルスで3‐0になってようやくいい勝負になるところを逆に0‐3にされてしまった」と振り返って話した。

2戦連続でストレート勝ちの武内

 続いて行われたシングルスでは、武内直人(商3)と大和田秀俊(法1)が勝利した。

 武内は第6シングルスで出場。2日の慶大戦にて自身のシングルスでストレート勝ちした武内はその勢いのまま早大相手にもストレート勝ち。終始武内がゲームの流れを掴んでいた。一度たりとも相手にリードを許すことなく、6‐2、7‐5で勝利。強気なテニスを見せた。

フルセットの接戦に勝った大和田

 第一シングルスで出場した大和田は、インカレにてシングルス準優勝の岡村との対戦となった。1セット目は相手に試合のペースを握られ、6‐3で相手にセットを奪われる。続く2セット目、4ゲーム目までは大和田のペースでゲームが進行していたが、9ゲーム目には相手に追い越されてしまう。12ゲーム目には6‐6で並び、タイブレークに。そして7‐2でタイブレークを制した大和田が2セット目を獲得。ゲームの行方は3セット目へと持ち越された。3セット目は序盤から大和田のペースでゲームが進行していく。最後まで相手に追い越させることなく、6‐4で3セット目を獲得。2‐1で大和田がフルセットの戦いを制した。
 シングルスで出場した鈴木、杉浦、中川主将(法4)、松浦優太(法2)はいずれも早大戦にて勝利することはできなかったが、「みんな本気で勝ちに行った。勝負してみてわかったのは、そこまで大きな差はなかったこと」と中川主将は話す。

 5日には昨年度、2部でも強敵であった専大との一戦が控えている。「大和田がインカレ準優勝の相手に勝ったこと、武内がしっかり勝ち切ったことは今日の収穫。4年生が全員、勝利をもぎ取る気持ちでいけばチームに、後輩にも勢いがつくんじゃないかと思います」(中川)。思い切ったプレーで次なる専大戦に臨む。
◆試合結果
●中大 2-7 早大

【ダブルス】
●NO.1:鈴木・小坂 0(3-6 2-6)2 今井・古田
●NO.2:月村・杉浦 0(3-6 3-6)2 岡村・梶
●NO.3:古田・西條 0(2-6 3-6)2 小堀・岩崎

【シングルス】
○NO.1:大和田 2(6-3 7-6(2) 6-4)0 岡村
●NO.2:鈴木 0(1-6 0-6)2 今井
●NO.3:中川 0(0-6 1-6)2 栗林
●NO.4:杉浦 0(3-6 2-6)2 松崎
●NO.5:松浦 0(3-6 2-6)2 村松
○NO.6:武内 2(6-2 7-5)0 巽