硬式庭球部

硬式庭球部 リーグ前企画第3弾

2014年09月01日

 リーグ前企画第3弾は、ダブルスで快進撃を見せる古田海人(商2)、西條一真(商2)、そして泥臭いテニスが持ち味の松浦優太(法2)の2年生3人の想いを届ける。

初めてのリーグに挑む2年チーフの西條

―春関、夏関、インカレを振り返って
西條 「春関で初めて関東学生になって、そのままインカレに上がった。夏関も結果的に上がった。目指してはいたけど、びっくりしたというか。個人的な目標がインカレ出場で、インカレでも1回勝った。自信が付いたのはあります」
古田 「個人では、シングルスで新進で初めて上がって、春関はシングルス、ダブルス両方上がった。インカレ予選も両方出ることができた。シングルスは思うような結果が出なかったが、あまり自信がなかったダブルスで結果が残せたので、自信が付いて、リーグでもダブルスで使ってもらえるということで、勢いに乗っていきたい」
松浦 「春関以降、練習の内容を変えてチーム全体の底上げができていると思います。個人では春関ではシングルス、ダブルスに出たけど、両方1回戦負けだった。しかし夏関は本戦に出場し、1回勝ったので、リーグでも戦っていけると思っています」
 ―リーグに向けては
西條 「初めてのリーグ戦なので、緊張や不安はもちろんあるけど、出ることに意味があるとは思っていない。出るからには勝たなきゃいけない。僕ら(古田とのダブルス)は勢いで結果を残してきているので、それを出すことが勝つために必要なことなのかなと」
古田 「1部の相手は僕らより全員格上なので、チャレンジャーとして全力でやります」
松浦 「今年は1部で、インカレなどで結果を残している人が多い中で勝つのは難しいけど、真夏で暑ければ、僕は自分から打たないで相手のミスを誘うテニスなので、十分チャンスはある。いいテニスをするよりも結果だけを求めて、相手をイライラさせて勝とうかなと」
 ―リーグでの自分の役割は
西條 「僕らは安定感というよりは、リーグ戦が初めてなので勢いを付けるっていうことが大事。勝つことがもちろん大事だけど、負けてしまったとしても、その後にいい影響が出せるようにしたい」
古田 「勢いに乗ってチームを盛り上げて、その後のシングルスに生かせればいいかなと思います」
松浦 「何がなんでも勝たなければいけない。ただ勝つだけではなくて、自分の試合で周りを盛り上げて、ほかの試合に勢いをつけられるくらいの粘りを見せたい」

勢いでチームを盛り上げると意気込む古田

―意識している選手、大学は
古田 「兄である早大の古田陸人。ダブルスで当たる可能性があるので、当たったら勝ちたいです」
西條 「専大には圧勝するというくらいで勝たないといけない。王座を目指してるけど、入替戦にかかる可能性もある。最低勝たないといけない相手かなと」
松浦 「僕は特にいないです。球が速い相手が来ないことを祈ってます(笑)」
―2年生はどういった学年ですか
松浦 「チーフ(西條)以外偏差値低めです(笑)」
西條 「僕らの代は4人しかいない。でも学年全員がリーグメンバーに入るのは、もしかしたら初めてかもしれない」
古田 「お互い仲間なんですけど、負けたくないっていうのは全員あると思います」

粘りを見せたいと話した松浦

―4年生に対して
松浦 「正直今の中大は、4年生が戦力の大半を占めている。4年生に頼っている部分が多く、去年も今の4年生がいたから自分が思いっきりできた。今年4年生が最後で、今までたくさん迷惑をかけてきたので、最後にいい思い出を残して引退させてあげたい」
 西條 「自分たちがいなくなっても中大は大丈夫だなと思ってもらえるように、結果を残すことが大事」
―リーグで注目して欲しい中大の選手は
松浦 「石尾(崚・経3)さん。こっちが集中力を欠くくらい大きな声を出してくれる(笑)仲間として、とても心強いです」
西條 「4年生です。リーグにかける思いは1番強いのかなと思う。最後なので魅せてくれるんじゃないかなと思います」
古田 「武内(直人・商3)さん。シングルス1、2、3で出ても戦える選手だと思うので」
―リーグへの意気込みを聞かせてください
 西條 「気負わず、勝つためにどうしたらいいのか考えて、今の自分にできることはすべてやって、あとは勢いで勝ちます!」
古田 「僕らの勢いでチームを盛り上げていきたいです!」
松浦 「勝っても負けても、相手のラケットを1本折らせるようなプレーがしたいです!」

写真・記事:中大スポーツ新聞部